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トモロウ
2023年4月6日 17:10
昨日の記事の続き。前回は開拓したポイントにセアカオサムシの観察をしに行った。地面に刺さったコガネムシを引き抜いたと思ったら、毒を持つツチハンミョウだった。そして毒を浴びた。それだけの話。ゴム手袋に毒を浴びた後だが、ルッキングは続行した。というより、無事で済んでいるので観察を中断する理由にはならない。普段は虫を触る右手のみにゴム手袋を装着しているが、風が冷たかったので左手にも装着し
2023年4月11日 22:19
出張帰り、帰路のルートを大幅に変更した。そして度々採集記録を書いているセアカオサムシのポイントに訪れた。現地で1時間ほど歩く。大量のコガネムシ類やゴミムシ類と出会うものの、ほとんど進展がない。ゴミムシの種類こそ増えてきたが、セアカオサムシと同じような環境を好むアカガネアオゴミムシは不思議と1匹も見かけなくなった。降雨後に来てみると違うかもしれない。今回に関しては、なんとしてでもセアカ
2023年4月12日 15:59
※当記事の私見、考察は論文等を参照にした物ではなく、暇潰しに行った完全な妄想である事をご留意いただきたい。セアカオサムシが連日、卵を産んだ。セアカオサムシに出会って以降、4年間の飼育で始めての事だ。嬉しいがあまり期待はできない。この状態から死ぬ卵があまりにも多いためだ。恐らくは過去の飼育で産んだ例もあると思われるが、何らかの原因により死んでしまった物もあるのだと思う。オサムシの卵
2023年4月18日 23:36
2023/04/18、ついにセアカオサムシが孵化した。とうとうその姿を拝む事ができた。感無量と言う他ない。2023/04/10産卵。2023/04/18孵化。8日間で孵化した事になる。そしてセアカオサムシに出会って以降、ここまで辿り着くのに4年を費やした事にもなる。その中には飼育していない年もあり、基本は他の肉食甲虫の飼育がメインであったため、この虫の飼育のみに心血を注いできた4年
2023年4月20日 22:26
今年の3月から4月まで、セアカオサムシ観察とは別日に、幾つかのアオヘリアオゴミムシの生息地へも訪れた。しかし、未だ成虫は確認できず。自宅で越冬させたアオヘリアオ達は繁殖個体を含め、全て活発に活動を開始しているが、3月からは湿潤環境かつ室内飼育(無加温)で管理しているので活動スケジュールはかなりズレているはずだ。色々と思う所があるが、野外ではタガメの活動が活発になるようなシーズンに、こちらもま
2023年4月21日 23:53
飼育下のセアカオサムシ卵は未だ孵化せず。しかし確実に成長している。孵化は明日頃だろうか。先日孵化したセアカオサムシ1齢幼虫は、近所で採集したイモムシを入れておいた所、いつのまにか食べていた。午前と午後の画像を比べると、腹部が膨らみ、節が伸びている様子が分かる。クロナガオサムシ幼虫に非常に近い体型で、セアカオサムシも成虫幼虫共に昆虫類を専門に捕食するオサムシであろう事が予想される。
2023年4月30日 18:41
2023/04/29セアカオサムシ幼虫が終齢となった。地上に現れたのがこの日だったので、恐らくは昨日や一昨日には脱皮を完了させていたのだろう。凄まじい成長速度だ。何せこの個体が孵化したのは2023/04/18なので、10日で終齢幼虫にまで成長したものと思われる。この虫は研究史において繁殖難易度が非常に高いとされてきた虫で、昭和から現在に至るまで数多くの愛好家に採集された種であるにも関