〈to'morrow vol.21〉 出演者紹介:Moon In June
6月7日(水)に下北沢BASEMENTBARで開催する「to'morrow vol.21」。今回のイベントは「to'morrow vol.17」で一緒にやったシンガポールのBlushがフルメンバーで来日(前回はFor Tracy HydeとSobsのメンバーがサポートを務めていた)という事でまた一緒にやることに。今回も前回の「to'morrow vol.17」同様に注目を集めるシューゲイズ〜ドリームポップ〜オルタナ系統のアーティスト を迎えての開催だ。
そして今回のイベントでは中々海外のアーティストを観る機会の無いティーンの人たちにもキッカケを作ってほしく、18歳以下を無料に設定しているので、ぜひこれを見た18歳以下の方はぜひ集まって欲しい。
シンガポールのBlush、Ferri-Chrome、Hammer Head Shark、killmilkyと紹介してきたので、今回はMoon In Juneを紹介する。
Moon In June
2018年に結成されたドリームポップ / シューゲイズ・バンド、Moon In June。2020年にリリースしたデビューEP『海鳴り』という作品が各種ディストロなどでヒットし一気に注目を集めたバンドだ。この作品はシンプルに王道にシューゲイズ / ドリームポップが好きな人にオススメの作品で、冒頭を飾る「TRUE」という楽曲から幻想的でドリーミーな音像が終始漂う中で、霧に覆われたかのようなヴォーカルが浮遊するかのように心地良く入ってくる。そしてこの手のサウンドの中では疾走感があるのもポイントで、淡々としているシンプルに走ったビートが楽曲の肝になっていると思う。
基本的に王道のシューゲイズ系統のファンに刺さるであろう楽曲にワンポイント加えているのがこの『海鳴り』という作品に収録されている楽曲の好きな部分なのだけど、その中でもEPの4曲目に収録されている「Eurasia dead spark」という曲はAlvvaysを彷彿させるキラキラとしてインディーポップ風味のギターフレーズと日本っぽさを感じる歌のメロディーや言葉のリズム感のとり方がたまらなく最高。どこか文学的なバンドとかに感じるようなメロディーラインをこの手のサウンドに取り入れてくるのは面白いし、キャッチーな部分が目立つので途中の轟音パートも際立っていると思う。
そのキャッチーな部分はMoon In Juneが去年リリースした2nd EP『evergreen』 により色濃く反映されていて、この作品に関してはシューゲイズやドリームポップだけではなくインディーポップやギターポップのファンにも確実に刺さる作品に仕上がっている。MVにもなっている「Summer Pop'97」はシューゲイズの音像は残しつつもThe Pains of Being Pure At Heartとかにも通じるギターポップのようなアプローチが強いし、メロディーはより懐かしさと人懐っこさを感じさせるスピッツとかHomecomingsとかの日本のロックとかの要素が濃い。前回のBlushの対バンにも出演してもらったBeachside talksの「Always」という曲もそうだけど、この手のキャッチーさを表現できるバンドがこのシーンにおいても久々に顔を出してきた….!という嬉しさもありますね。
この「Lovesong」という曲も素晴らしいポップがあるシューゲイズな音像でギターポップやってる最高な楽曲なのでチェックしてみてください!!!
Moon In June:Instagram / Twitter
〈to'morrow vol.21〉
『to'morrow vol.21』
2023.06.07(Wed)
at 下北沢BASEMENTBAR
OPEN 18:00 / START 18:30
ADV ¥2500 / DOOR ¥3000
Acts
Blush(from Singapore)
Ferri-Chrome
Hammer Head Shark
killmilky
Moon In June
Shop
to'morrow records
ご予約の連絡は下記までメール/DMをお願い致します。
mail:tomorrow_herose@yahoo.co.jp
Twiiter:tomorrow_event
Instagram:tomorrow_music
ちなみに+1500円という格安値段でレコード付きのチケットもあるので、
気になる人はこちらをチェックしてみてください!
下記の対バンも最高なのでチェックしてみてください!
Blush
Ferri-Chrome
Hammer Head Shark
killmilky
ライブハウスでの飲み代になります! Cheers!!!