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苔テラリウムとタスクシュートの共通点【ユタカジン】

タスクシュート認定トレーナーゆる担当の「ともりん」です。

 この「ユタカジン」はタスクシュート協会が公式に運営するnoteマガジンです。「自分らしい時間的豊かさを追求する」をテーマに協会の認定トレーナーが記事を繋いでいくマガジンになっています。

 現在 月1回のペースで執筆させていただいています。

 紫陽花の美しい季節になりましたね。この時期はいつも通勤途中に日々グラデーションが深まっていく花々を写真に撮るのを楽しみにしています。
 毎年楽しませてくれる特にお気に入りの紫陽花の枝があります。
花が咲いていない時期も時期がきたら美しく色づいてくれることを想像しつつ見守っている感じです。

 つい先日、鎌倉で「苔テラリウム」のワークショップに参加する機会がありました。
 タスクシュートに全然関係なさそうですが、本日はちょっとだけこの話にお付き合いいただけると嬉しいです。


1.苔テラリウムとは

 テラリウムとは「透明なガラス容器の中で動植物を育てる」方法のことです。昨今インテリアとしても人気がでているようですね。
 今回は「ヒノキゴケ」「アラハシラガゴケ」「ツルチョウチンゴケ」という3種類の苔でテラリウムを制作するワークショップに参加しました。

左からヒノキゴケ、アラハシラガゴケ、ツルチョウチンゴケ

 苔には様々な種類があることをご存知でしたか?
私は日陰や盆栽の根元にある青い芝生みたいな苔しか認識していませんでしたが、実際には形も色も様々な種類の苔があるようです。
 世界で約1万種、日本では約1000種あるということで驚きですね。

2.苔テラリウムの作成工程

そして、苔テラリウムの作成工程ですが、各々細かい作業があるのですが、ざっくりいうと以下の通りです:

1.土を配置する
2.レイアウトを整える
3.苔を配置する
4.全体を整える


 材料と道具などはこんな感じです。

苔テラリウムの作成材料および道具

 これらを使った一連のちまちました作業を行うのがメチャクチャ楽しかったです。盆栽とか、プラモデルとかにハマる人の気持が少しわかった気がします。
 そして、何をするにしても、タスクシュートを思い浮かべてしまうのが「タスクシューター」。

3.土を配置する

 土台となるテラリウム専用のソイル(土)を薬用のスプーンで少しづつ配置していきます。

・全方向から見る場合・・・・土をフラットに配置
・正面からのみ見る合・・・・背面を高く、前面を低く崖のように配置

割り箸の後ろで、土を押して固めます。
 まず、タスクシュートで「24時間記録する」のか、「管理したい時間」のみ記録するかをきめるというに似ていますね。

4.レイアウトを整える

 大ぶりの石やフィギュアなどの基礎となるパーツを配置し、大まかなレイアウトを整えていきます。そして水で湿らせて固定します。
 ふむふむ、基礎となる石を配置するというのはセクションを配置するということですかね。セクションが決まると、一日のレイアウトが決まりますものね。

5.苔を配置する

成長した状態の風景を想像しながら、苔を配置していきます。 
 
 ①苔を一本一本、割いてバラバラにする。
 ②数本をまとめて先端を揃えて、根本をハサミで切る。
 ③ピンセットで掴んで、塊として土に埋め込みように配置する。

 おお、この工程って、まさにタスクの育て方ではないですか。
 一連のタスクをまとめてレシピにし、ルーチンとして適切な場所に配置したりしますよね。

 今回苔を1本づつバラバラに割いて上部を揃え、はみ出た根本を揃えて切る工程には正直びっくりしました。苔を傷つけるのではないかと思ったのです。でも、育ちやすくし、高さを揃えて、美しく育てるためには、必要な工程なのかもしれません。
 バラバラにしたり、他のタスクとくっつけてまとめたしてみるところは、タスクも一緒ですね。その際、古くなり、使われれなくなったルーチンは思い切って、カットしたりします。
 しっかり根付くように、土台を固めてから広げていくところも苔テラリウムとタスクシュートは似ていると思いました。

4.全体を整える

 一通り配置が完成したテラリウムについては、再度全体レアウトの微調整を行い、全体を整えます。
 そして、最後に外と中にガラス部分についた汚れを拭き取り、土に再度水を差した後、少し隙間がある蓋をかぶせて完成です。
 このあとの育て方としては、直射の当たらない明るめの場所に配置し、
2~3週間に1回、土の様子を見て適度に水をあげればよさそうです。
 苔の茶色くなった部分を取り除いたり、カビが生えないよう注意したり、気をつけてあげる必要がありそうです。 
 我が子のように育てていくあたり、まさにタスクシュートですよね。
大きく育ったら、入れ物を移し替えたりすることも必要でしょう。
 より愛着も湧いて来るところも似てますね。

完成した苔テラリウム

5.苔テラリウム中に凝縮された世界が広がる

 今回作成したのは、縦横わずか7cm程度の苔テラリウムですが、この空間の中には世界が凝縮されて広がってます。
 水のやり具合や部屋の温度、日のあたり具合など、環境の違いによっても、全く異なる風景ができあがりそうです。
 苔が育って増えて、周囲の石にも馴染み、新しい生物(ときにはキノコなど!)が生まれ、死や再生も繰り返されるのではと思います。

6.タスクシュートの中に壮大な未来が広がる

 同じようにタスクシュートの中にも未知の壮大な世界が広がってると思ってます。
 苔テラリウムを育てるように、タスクシュートという空間でタスクを育てていく中で、自分自身が想定もしなていなかった成長や変化、出会いに遭遇するかもしれませんね。
 タスクシュートの世界の中で、日々変化し、成長し続けていく自分でありたいです。今後どんな世界が待っているのか、どんな人、どんな経験に出会えるか、ワクワクします。
「タスクシュートとの旅」はまだまだ始まったばかりで、これからもずっと続いていくと思います。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。
今後とも、どうぞよろしくお願いします。

お知らせ 

1.ユタカジン特別企画
 ユタカジンチームで近々楽しい企画が開催される予定です。
 詳細決まりましたら、告知されますので、どうぞお見逃しなく!!

2.タスク管理に関するセミナー
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ご経験をもとにした目からウロコとなるお話が聞けることを、楽しみにしています。
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「タスク管理がうまくいく方法を僕たちが考えてみた」
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