なぜ私は看護師になったのか?その理由‥
簡単ですが、少し自己紹介も兼ねて
私は15歳で母親を病気で亡くしました。
なので、よく言われます。
「あー大変だったねえ、だから看護師になったのか」と
ち、違うんです!実は……
【1人でも生活していくことができるなにかが欲しかった】
ひと言でいうなら、これでしょうか。
1.母親との関係
出身は広島県福山市です。
もの心ついた頃には
母親は今でいう毒親
自分の考えを押し付ける母親で
よくケンカをしては、ことばで言いくるめられていました。
そんな母親でも親は親。
まさか、まさか、死ぬなんて!
そのショックはそれは相当なもので……
「なんであの時、あんな言い方したんだろう」
「あんなこと言わなければよかった」
と後悔しては布団の中で毎晩泣いて
落ち込んで、気分が悪くなり吐いたことも……
2.周囲との関係
周囲の同情(としか思えない)はすさまじく、私はそれがイヤで
『ほっといて、自分でなんとかするから』と思っていました。
今から考えると"生意気"な感じですよね。
特に、祖母が「この人(私)はものの言い方も知らんのよ」と周囲へ言う姿を見て
『じゃあ、教えてよ』とも思いましたが
『もういいわ、自分で調べる、自分でするっ!』
という気持ちが大きくなり……
1、2の出来ごと
この経験が
・人に頼らず自分でなんとかする人
・自分で抱え込みしんどくなる人
・人の顔色を見ながらしゃべる人
・ことなかれ主義者
・過ぎたことをいつまでもくどくど考える人
・なにがあってもできるだけ動揺しないようにどん底まで考えておく人
という私の人となりを作ったと思います。
のちに、私はこれでかなり苦労します。
3.看護学生から看護師へ
月日は流れ
高校3年の時、進路指導室で
山積みになった進路本や案内を見ている時
(今はネットでピッとすぐ検索できますが、その当時は紙だらけでした)
友人(英語好き)が来て
「どうするぅ?英語の仕事となるとなぁ~」
「なかなか難しそう」
「大学行くのもなぁ~」
「やりたいこと特にないしぃ~」
「なんかさ、看護師だったら食いっぱぐれなさそうだけどぉ」と。
その言葉に
ビビビッときたーっ!
おっと、その手があったか!
それで、看護学校を5つ受験
受かれば行く、受からなければどうする?と不安抱えながら
何とか1つ合格をいただき看護学校入学
学生時代、けっこうやらかしました。
無事卒業し、病院付属の看護学校でしたので
そのままその病院へ就職した、という流れになります。
看護師の現実はかなり厳しいです。
白衣の天使だよ~~なんて思っていると
99.9%地獄に落ちます。
最後に言いたいこと
私が看護師になったのは
高い目標や自分のやりたいことが特別あったわけではありません。
母親が病気で他界したからでもありません。
(あ、でも、昔から健康オタクなのは母親の病気の影響を大きく受けていますね)
目標があってなにかをする
自分はこれがやりたくて仕方ないなどあれば
それはほんとうに素敵です!
でも、目標がない
なにをやっていいかわからない
自分はどこへ向かっているのだろう
このままでいいのだろうか
と思う人が多いと思います。
大丈夫です。
なるようになるのですから……
流れにまかせておけばいいのです。
流れている途中で
ピン!と
くるものがあればそれに乗っかる
ピン!とくるものがなければ
そのまま流れていればいいと思います。
大丈夫、なんとかなります。
最後まで読んでいただき
ありがとうございました。
今日も素敵な1日を〜
この記事が参加している募集
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?