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2023年に映画館で観た映画記録・上半期

1月6日 「餓鬼が笑う」

(´・ω・`)新宿をボーッと歩いて、テアトル新宿へと
向かってしまい、ちゃう!今日はケイズ!
と、引き返した。
左肩がいつもより痛くて、映画館の席に座って
「あいたたっ、痛い痛い」とかわめいてたら
隣の席の女性に「大丈夫ですか?」と
言われてしまった。
(・-・。)東京やさしい。

(´・ω・`)やっぱり萩原聖人さんを生で観たくて
トークショーのある日を選んで
メチャクチャな予定で駆けつけた。
生の萩原さんを拝める日がくるとは......。
東京すごい!
本編では薄汚れた風貌ですが
すっごく綺麗なファッションで登場して
めっさカッコよかった!
(><)笑顔がまぶしかった!

主演の田中俊介さんの役作りがすごかった!
ボサボサの髪に無精ヒゲに汚れた服。
アイドルグループのメンバーでありながらも
役者として完璧なんですよね。



1月21日  「早稲田制作実習」


寒すぎて具合いが悪くなりかけていたので
受付でサービスで配ってくださった
ホッカイロに助けられました。
ありがとうございました!

学生監督の意欲とベテラン監督の導き。
映像だけでなくトークも学びになり
濃密な時間を体験できました。

学生さんの映画は
完成度といよりもフレッシュさが見応え。
この先でも光り続けそうなものが見えたら
それで最高なのです。


3月11日

#あれから 
#おかえり 
#SHARING
#共想 

上京して今年で8年目。
12年前の東京をわたしは体験していません。
体験していないからこそ、持ち得るものがある。
それが、この作品群だとも言えます。

「SHARING」と「共想」は、初見の方が多くて
なにかしら持ち帰ってね。と、強く願いました。

なんだかふと思い出したことが。

ライヴバーでライヴ終了後に、マスターに
「おまえ帰るって言いながら帰らないねwww」
と、からかわれたとき
「帰るよ、また来るために帰るよ!」
と、言った。

生きていても幽霊になっても夢のなかでも
どこでも、どこかで、また会いましょうね。


4月10日 「消せない記憶」

シモキタ - エキマエ - シネマ『K2』
「消せない記憶」

路上で弾き語りをする女性。
路上で役者芸をみせる男性。

路上で出会った2人は次第に恋が芽生える。
楽しく過ごす2人に不吉な運命が近づいて
崩壊する寸前に、不可思議な現象が起こる。
切り離されていく2人の行き着く先は......?

名作!

メインの2人が美男美女で、しかも実力派!
目の黑い部分が微妙に動くことで伝わる。
顔の表情から感情があふれて引き込まれる。
日常のなかで、ふいに起こるファンタジーも
違和感なく観れました。音楽も良かった。
あらゆる出来事に感情移入して......。
大泣きしました。


6月17日 【篠崎誠による黒沢清三昧】

「殺しのはらわた」
横走りでの決闘とか
改めて観ると圧巻!
殺すとき殺されるとき
役者は試されてる。

「ACTION!」
映像映えする黒沢清監督
その脳内にある情景を
生身の人間が応える試練。
携帯で話すシーンが
監督の指示によって
2回目は見事に変わる!
作り手と演者のあいだの
壁を超えてた。

「ある実験」
精悍な顔立ちの黒沢監督
本気の演技をしてる篠崎監督
等々、かなりの豪華さ。

「Escape to nowhere」
感情を意識を魅力を
求め続ける制作陣と
役者の方々。
それは正に精神の銃撃戦
命がけなのだと思った。

全作品、
2回目の鑑賞だったので
初見のときより
細部まで感じ取れました。


6月29日 「生まれる」

ハサミを凶器にするには、設定に無理があったけど……。
短編としての完成度にメッタ刺しされました。



7月25日 「君たちはどう生きるか」

事前情報無し宣伝は壮絶だったなあ。
ネタバレとか出る前にと早めに観ました。
本編というより主題歌。
米津玄師氏の「地球儀」が、すごく好きです。


7月27日 「神回」

シネカリテ『神回』

すごかった。
中盤からは、すげえ、すげえ、
と、泣くとか通り越してた。

309本のなかから選ばれた
と、納得できました。

昨日、大巨匠の
「君たちはどう生きるか」を
観てからの「神回」
邦画の一部分は衰えていない。
まだひと握りの可能性がある。

なんだか安心しました。

そして20代になっても
独自の個性を放つ青木 柚さん
このあとも出演作品が目白押し!
この快進撃は楽しみ過ぎる!
と、同時に、急に有名人になって
遠くなったなあ、みたいな。
※好きなバンドがブレイクしたとき
みたいな?
とはいえ、これから先の
彼を観ていきたい。
存分に演っていってほしい。


7月28日 「イノセンツ」

なんやら大友克洋氏の
「童夢」をモチーフにしてる。
という批評が目に止まり
興味があって観てきた。
ガチ童夢だった。
でも薄っぺらい童夢ではなく
「その国の人間」しか
作ることのできない
独自性と空気感があった。
それと子役がすさまじい!
表情が瞬時に変わる!
そんで目ヂカラすげえ!


7月28日 「探偵マリコの生涯で一番悲惨な日」

「イノセンツ」を観てから
足を伸ばしてテアトル新宿へと
行ってみたら、時間が合った。
というわけで、ようやく観れた
『探偵マリコの生涯で一番悲惨な日』

マリコと仲間が集まる酒場が
我らが誇る新宿カールモール!
ほんま最高でした!
え?このセットどうなってんの?
と、食い入るように見た!

タイトルからしてコミカルな
コメディ系かと思いきや?
かなり深刻なシリアス系であり
笑うに笑えない
でもハチャメチャ系でもあって
笑うしかない
「逃れられない現状」と
「映画だからやれる自由度」
このバランスが絶妙でしたね。
あらゆるクセのある人物たちが
大騒ぎだけど、まとまってた。



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