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【書評】【神本】人生って、速く夢中になった者勝ちなんだ!

「人生って、速く夢中になった者勝ちなんだ!」
~もし20歳前の自分に会えたら言ってやりたい55のこと~

どのジャンルに限らず、本を読んだ時はその時の状況で頭に入る内容や心に刺さる内容が変わってくる。
特に自己啓発系の場合は何が刺さるか、どう刺さるか、共感か心苦しいか、その時のメンタルポジションで大きく変わってくる。

この本の一番いいところは目次がとても見やすい。
目次を読むだけで大よその内容がつかめる。
あとは目次を見て、その時に気になった項目に進んでいけば
その時に必要とする思考や概念に行き当たる可能性が高い。

その中には共感や納得を得られるものもあれば、
読んで心苦しくなるものもある。
共感するようなものは順調に進んでいるもので、
心苦しくなるものはうまくいってないものだ。

趣味の世界のことで共感したのはこの言葉。
「好きなことで生きたければ、好きなことで生きている人の傍らで生きる」
「真のエリートとは自分が夢中になれるコースを自分で創れる人だ」
「出遅れた人のほうが結局遠くまで行ける」

職場のことで共感したのはこの言葉。
「好きなことで生きている人は、嫌いなことで生きている人と話が噛み合わない」

趣味の世界のことで心苦しかったのはこの言葉。
「その仕事が儲からないのは、その業界のビジネス偏差値が低いからだ」
自分の趣味の世界にもプロと称する人やプロになりたい人、あるいはこの業界で生計を立てたい人は多くいるが、なかなか難しい。
それはこの業界自体の関連人口が少ないというのもあるが、まだ文化というレベルに近くて、経済や産業として成り立っていないからだ、
定年後になにか出来ればいいな~とは思うけど、そのためには趣味として楽しむだけでなく、今から自分のビジネス力も上げる必要があるな。

サブタイトルの言葉であるが、20年前の自分に会うことは出来ないから、20年前の自分が今の自分を見てどう思うか。こうなりたい、こんな未来が望ましい、そう思ってもらえる存在を目指したいね。

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