【キリロム】ダイバーシティから気付くこと
『キリロムグローバルフォーム』
画像にもあるように日本がグローバルに対してどのような姿勢をもつべきかをたくさんの講師を招いて講演をするフォーラムです。
今回はその講演の中で“ダイバーシティ”に関する話題が出ました。
ダイバーシティに関する各会社での考え方は非常に素晴らしいと感じたのでみなさんにそれを伝えていきます。
ダイバーシティとは
直訳すると多様性を意味する。
集団において年齢、性別、人種、宗教、趣味嗜好などさまざまな属性の人が集まった状態のことを指す。現在では多様な人材を登用し活用することで、組織の生産性や競争力を高める経営戦略である。
引用元:Adecco
https://www.adecco.co.jp/client/useful/201030_diversity
最近ではLGBTなど価値観に対する幅が広がりました。
そのたくさんの価値観を多様性として企業が反映しているものをダイバーシティといいます。
ダイバーシティ・インクルージョンと言われることもあります。
ここでは"多様性を受け入れる"ことをダイバーシティと定義して進めます。
多様性を受け入れるとは?
自分の持っている領域、世界、考え以外のものを受け入れることです。
もう少し正確に言うと、受け止めることです。
違う考えを持った人を頭ごなしに否定するのではなく、どのような経緯でそこに至ったのかを聞くこと、これが受け入れることです。
その経緯や結果として自分とは正反対で納得できない!ということもあるでしょう。
もちろん、それもOKです。
否定するのではなく、そういう意見があるという認識が自分の中にできることが大切です。
例えば、ポケモンだとして岩タイプのジムリーダーであるタケシが岩タイプ以外のことを認めた上で岩タイプを使用するというものです。
自分の信念は硬い石のようにできており、味方を守ることができる頑丈な防御が必要だ…ということで岩タイプを使っているのであれば思いがよく伝わります。
ここで岩タイプに対する考えが変わることもあるでしょう。
自分が好きなタイプは水だから岩は使わないけど、信念みたいなものはそこまで強いものがなかった…そういえば何故水タイプを使うんだろうか?
というような自問することが多様性を受け入れる1つの方法です。
多様性を受け止めたらどうなるの?
わかりやすい一言でいえば器が大きくなります。
器が大きいと言われる人はこの多様性を兼ね備えています。
そもそも否定することがありません。
もちろん、目指す先の方向が決まっていてそれに対する努力が勿体ないと感じたときに指摘することはあるでしょう。
そうだとしても指摘です。
否定ではありません。
多様性を受け入れることで自分の中で考えが1つ蓄えられます。
例で使ったポケモンでいえば、自分が使う水タイプ以外のことをよく知ることになります。
そうなるとバトルなどある状況下で見え方が大きく変わります。
・伝説のポケモンにノーマルポケモンがいないのはなんでだろう?
・草タイプは弱点多いし、勝てそうな水タイプには冷凍ビームという草弱点もちが多いの理不尽だ
など様々です。
水タイプだけ極めるとこのような視点が見えません。
つまり、視点が増えるのです。
多様性を受け入れるというのは自己肯定感にも大きく関わってきます。
日本ではまだまだ多様性を受け入れることが難しいのが現状です。
会社だけではなく自分の周りを見返してください。
同じチームの中で多様性を受け入れている姿があるでしょうか。
あればラッキーだと思ってください。
多様性に触れるため、まずは色んな人に会って話をしてみるのがよいです。
今回行われたキリロムグローバルフォームのように、たくさんの講師がどのような考えをもってこの発言をしているのか聞くのも勉強となります。
多様性を受け入れることは容易なことではありません。
感情など阻害となる要素は多いためです。
多様性は自分の成長だけではなく、チームとして複数の人たちと関わるときに大事になってくるものです。
ぜひ多様性を受け入れると実践してみてください!
では!
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