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Bloombergに取り上げていただきました

先日、はじめてのnoteでもご紹介させていただいた、みずほ証券さんとのアニメ・ファンドに関する取り組みについて、Bloombergというメディアに取り上げていただきました。

このnoteを読んで下さっている方のBloombergとの距離感はわかりませんが、私のように金融機関、その中でも特にマーケット部門出身の人間からすると、自分の活動がBloombergに取り上げられるということ自体、とても特別なことだったりします。


金融機関にとってのBloomberg

Bloombergは、ソロモン・ブラザーズ(かつての米名門投資銀行)出身で、後のニューヨーク市長(2002年〜2013年)として有名なマイケル・ブルームバーグ氏が、1981年に創業した金融情報サービスの会社です。

驚くべきは、金融機関のマーケット部門における、Bloombergの圧倒的な存在感です。Bloombergがないと業務にならないので、ほぼ全てのマーケット関係者がサービスを利用し享受していると言えます。(一人当たりの利用料は高額ですが、本当に必要不可欠なので仕方ありません。)

11年間、ずっとBloombergだった

私はゴールドマンの証券部門に新卒入社後、11年間ずっとマーケットと隣り合わせの生活でしたので、デスク配属以来Bloombergを使わなかった日は本当にありません。(休日も、休暇中も、見てました。)

新人時代は、Bloombergのチャット上でお客様からの呼びかけにいち早く気づき反応することが、大事な仕事の一つでした。
自分で担当先を持つようになると、Bloombergのチャットは電話以上にとても重要なコミュニケーションツールでした。
朝起きると会社のメールよりも先に、Bloombergのメールやチャットやニュースを確認するのが当たり前の日課でした。
出社しても、Bloombergにログインするのが一番最初の仕事でした。
海外出張時、Bloombergのログインカードを忘れると大変でした。(あるある)
実際に取引をすると、Bloomberg上の伝票を間違いなく送ることが大変重要でした。

マーケット関係者はほぼ全員持っているので、お客様だけでなく、同僚や同業他社の人とのコミュニケーションもほぼBloombergでした。
深夜オフィスで、「まだこの人も緑(ログイン状態)だ。」と、何度自分を奮い立たせて仕事をしたかわかりません。

Bloombergさん、ありがとうございます

・・・と、Bloombergについて話し始めると、思い出話が尽きません。(2回目のnote投稿でこんなマニアックな内容になってしまい恐縮です。)

ちなみに(さらに余談ですが)、
Bloombergはあまりに多機能なので、11年間でおそらく全機能の1割程度しか使いこなせなかった気がします。
それでも、やはり体には染み付いていて、離れて2年以上経った今でも、操作方法は指が覚えていたりします。

さて、
つまり、
何が言いたいかというと・・・、

そんな、たくさんお世話になった、思い出いっぱいのBloombergさんに記事にしていただいて、素直にとても嬉しいです!
Bloombergさん、ありがとうございます!

以上です。
最後までお読みいただきありがとうございました。

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