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精神科受診

いよいよ自分も覚悟が決まり
受診することにした

でもまだ自分は普通だと思いたい気持ちから
離れることはできず

「発達障害ではありませんよ」

そういわれるはずだと願っていた


その日は夫が仕事を休んでくれ
山や海、自然と触れ合える場所に連れて行ってくれた

口下手な夫なりの優しさだったのだろう


問診、カウンセラーの聴き取り、そして、診察

どきどきしながら入室するやいなや


「発達障害の疑いがありますね」


いきなりきた

準備出来てないし
受け入れられないし
頭の中は真っ白


そのあと何をいわれたか
まったく覚えていない



でもなぜか…どこか…
ほっとした自分もいたのだ


今まで出来なかったことは
自分の努力不足ではなかった

昔からの夢だった
「普通になりたい」

一生叶うことはないけれど


自分は十分頑張っていたんだと


そして仕事ができる状態ではなかったため
ドクターストップということで休職

そのまま退職の流れとなった



診断を受けたことで終わりではない


私の自分との闘いはここから始まった