7年前の話ですが、シェアオフィスを借りてみた時の話

前回流れで、シェアオフィスを借りる。という流れになりました。

そのあたりの続きを。

最初女性フリーランス6人で借りる!という話でCちゃんと2人ずつ声をかけてみようということになりました。

実際には建築家の男性2名と、イラストレーター兼ウェブデザイナー、アートディレクター、映像編集者と私の6名で一部屋をシェアすることになります。

ここで集まる時に大事にしたのは、もちろん人柄と、スキルがなるべく違う人たち。というところでした。

7年ほど前なので、まだシェアオフィスという概念自体が浸透していなかったと思います。入居している方たちは感度が高く、皆今もきちんと活躍をされている方が多いです。ここでは今お仕事をいただいている方との貴重な出会いもありました。

ただ、目上の方からはちゃんとオフィスが借りられないからシェアオフィスとか借りてるんでしょ?という言葉を投げかけられたなとこの記事を書きながら思い出しました。入居している方たちは実際そんなことはなくて、繋がりをつくる。ことが皆共通の目的だったように思います。今だと当たり前に伝わるかと思うのですが、当時はあまり伝わらなかったんだよなー

シェアオフィスを借りて何がしたかったかというと、とにかく人脈を広げること。でした。

何より、シェアをした仲間とは本当に今でも仲が良く、心から信頼ができる大切な仲間ができました。

率直に仕事の話ができる仲間と出会えたことはとても貴重です。

それぞれの人脈で仕事を紹介いしあったりととても良い関係を築くことができました。

借りた時に私は特に何もフリーランスでの仕事の実績がなかったので、とにかく手探りの日々が始まります。

しかし、覚悟って伝播するのか、借りて2ヶ月後に今も続いている案件に出会います。

某百貨店のFacebookライターの仕事でした。

経験もないのにどのように仕事が入ってきたかというと、友人が私の更新しているFacebookを見て、この子ならできるかも?と紹介してくれていたのです。

実際にデパートに行って、館内で写真を撮り、取材交渉をし、文章を書きます。その頃はFacebookの取材に協力してもらうことも許可が出ないテナントさんも多く、私は鶴瓶力という能力を持っているのが役立ちました。

鶴瓶力とは、道端でいきなり人に話しかけたり、話しかけられたりすること。私が普通に話していたりするので、一緒にいた友人は知り合いにあったと思うくらい笑。友人にいつのまにかこのコミュ力を鶴瓶力と言われるようになりました。)

友人は以前の会社の同期から誰かいないか?と相談された時にふと思い出して紹介してくれたそうです。

西原理恵子さんの本に才能は人が見つけてくれるものだ。という言葉があるのですが、まさに私はそれだったと思います。

3ヶ月くらいしかシェアオフィスを借りていられないかも。というくらいの貯金しか手元になかったので、危機一髪!でした。

覚悟をして私はシェアオフィスを借りて人脈を作るということに投資をし、その覚悟を友人たちが救ってくれて今があります。感謝。

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