ともなん

波乱万丈の人生を送った経験を前向きに活かしていきます(母が発狂、クビ、ガン、毛巣洞など…

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波乱万丈の人生を送った経験を前向きに活かしていきます(母が発狂、クビ、ガン、毛巣洞など) 「それだけ読んでるんだったら、自分で書けるんじゃない?」とシャブ中に言われ一念発起 アニメ、ゲーム、マンガ、映画、小説、ギャンブル、アイドルを評論家レベルで極めようとしてるサブカルヲタクです

マガジン

  • 永遠に0

    人生において0とは何か 実体験を小説化(自分は割と快適でした) リアリティを追求した実験作

  • 虹色ドリーミング

    アイドルとは、夢とは、恋とは、そしてアイドルのライブとは。 ライブを文章化した意欲作(長編)

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プロフィール(無謀ヲタクの半生)

1970 誕生とともにアニメ、特撮にハマる 1978 すでに敬語とビジネスマナーを会得、読書にハマる、初恋&ファーストキス 1979 ヤマトのサウンドトラックを買ってもらい、レコード(音楽鑑賞)にハマる 1980 ガンプラとマンガにハマる 1981 母が精神分裂病で発狂、家庭崩壊 1983 勉強しなくても体育以外は高成績 1984 好きな子とタカラ缶チューハイで間接キス 1985 ノー勉強で有名私立に合格したが、男子校だったので蹴って公立一番高に3位で入学 1986 ゲーセン

    • 永遠に0あとがき

      拙作を最後まで読んでいただいて本当にありがとうございます。 本作がデビュー作にして、初の短編でもあります。 私はまずノートに思うままに文章を綴って、スマホで入力するときに校正校閲を同時にやっていくスタイルで書いています。(『虹色ドリーミング』はもっと高いレベルで書き終えていますが、それでもスマホで打つ時にちょこちょこ直しています) 永遠に0は、自分の経験を元にはしていますが、そもそも私はゼロ銭ではなく、入った施設なども完全にフィクションになっています。 感情表現に関しては極力

      • 虹色ドリーミングの続き(追記)

        再開は5月中の予定です 引越でちょっとばたばたしますので ただ原稿はすでに続編の虹色ドリーミングNEまで完成しているので、ぽちぽち打つだけなんですけどね お待たせして申し訳ありません 追記 創作大賞に応募するので、7月23日までに終わらせます

        • 虹色ドリーミング(第23回)

          #創作大賞2024 #お仕事小説部門 舞台の下からでも、お客さんがたくさんいるのが分かる。完売だから3000人はいるかな。ステージ背面に大きなスクリーンがあって、その映像は舞台下からでもモニタリングできるようになっている。今は私たちのMVが流れている。 ≪夢のレールが続いていく≫ ≪ファイナルアタックとどめの一撃≫ ≪さあ走り出そう 君となら≫ ≪火と火がぶつかりあって≫ ≪Say Hello Say Hello≫ 次々と曲が変わっていき、徐々に切り替えのタイミングが

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        • 永遠に0
          11本
        • 虹色ドリーミング
          30本

        記事

          虹色ドリーミング(第22回)

          #創作大賞2024 #お仕事小説部門 【大畑真紀(旧姓 永橋)】 今日は私たちの結婚式と披露パーティーに来てくれてどうもありがとう。 地味婚ブームだから、2人で「入籍だけしようね」って話してたんだけど、ニジドリメンバーが「結婚式に出てみたい」って言うので、メンバーと身内、それと2人の友人を呼んで、式とパーティーをすることにしたの。 彼の仕事はイベントの総合プロデュース。当面は共働き。だって今こんな世の中でしょ。私も働きたいし、何よりニジドリが猛特訓中だから。

          虹色ドリーミング(第22回)

          虹色ドリーミング(第21回)

          #創作大賞2024 #↑お仕事小説部門 【トラウト@ゆりぽん酢】 俺、よく食べる子が好きなんだよね。でも食べ方が汚いのはダメ。きれいに、かつ美味しそうに食べる子。ギャル曽根とかもえあずとか。そしてユリポン。 訓練が仕事の俺より食べるんじゃないかな。でもやせてる。やせの大食い。どういう仕組みになってるんだろう。本人は胃下垂気味だって言ってたけど。 もえあずもアイドルと兼業してるから、ユリポンも大食いとかに出たらいいんだけど、すぐ「私じゃ無理だよ」って。だったら食レポとかやれば

          虹色ドリーミング(第21回)

          虹色ドリーミング(第20回)

          #創作大賞2024 #お仕事小説部門 【ココD@リナチーズ】 最初に見た時、彼女は物販で手持ち無沙汰な感じで立っていました。次に見た時は、物販中に他のグループのオタクにフライヤーを配っていました。 リナチーのチェキ列に並んだのは3回目からです。まだ方言が抜け切っていなくて 「上京して1人でがんばっているんだな、応援してあげたいな」と思いました。 アニメ好きだっていうので、共通の話題を持つために彼女がおすすめするアニメは全部観ました。 ある時 『今月、私目当て

          虹色ドリーミング(第20回)

          虹色ドリーミング(第19回)

          #創作大賞2024 #お仕事小説部門 【カレン】 テレビ番組で、お客さんを入れてのスタジオライブをやることになった。 収録後の楽屋でユキが言った。 「ねえ、放送日にみんなで集まって観ようよ」 「それいいね、タコパとかしてさ」 「わたし、餃子パーティーがいいなぁ」 「誰の家にする?」 キョウカの家は8人家族、ユキはお父さんと2人暮らし、ユリポンは姉妹3人暮らし、アオイ様のとこは実家。一人暮らしはミオタンと私とリナチー。一番広いし、集まるならうちかな。 「私の家にす

          虹色ドリーミング(第19回)

          虹色ドリーミング(第18回)

          #創作大賞2024 #お仕事小説部門 写真集の撮影も無事終わって最終日の夜、みんなで打ち上げをした後、尚さんに誘われて二人でバーへ行った。 「はい、おつかれさま。乾杯」 「乾杯、尚さんありがとうございました」 「どういたしまして、カレンちゃんと仕事がしたいと思ってたからさ」 「えっ、なんか、ありがとうございます」 「さっきからありがとうしか言ってないよ」 「えっ……あ、すみません、こういうところあまり来ないので」 「アイドルって楽しい?」 「はい、どんどん夢が叶っていく

          虹色ドリーミング(第18回)

          虹色ドリーミング(第17回)

          #創作大賞2024 #お仕事小説部門 第三章『毒薬とハイパーダイナマイトありがとう』 【アオイ】 マドモアゼル。サ・ヌ・フェ・リアン。全て大丈夫だった。 機内食は迷った挙句、全てチキンにした。 パリでは、英語とフランス語がペラペラの日本人が通訳についてくれた。 ライブも日本語でOKだった。 みんなニジドリの動画を観て、予習してくれていた。ただ、本場の「Tiger Fire Cyber…………」がちょっと怖かったけど。 今回の旅はあたしにとって、とても楽しいものになった。

          虹色ドリーミング(第17回)

          虹色ドリーミング(第16回)

          #創作大賞2024 #お仕事小説部門 【ラジオ@最杏チーム】 実を言うとこのイベントには攻略法がある。 去年のマレーシアのJAPAN EXPO出場権争奪イベントでのことだ。 カカシは『プレモニー』のオタクとして、イーグルは『ミストレス』のオタクとして参加したのだが、お互いに「あっちには負けたかもしれない」と思ったそうだ。他のオタクの数は50人程度の中で、二つは100人ずつでいい勝負だったらしい。 ところがフタを開けてみると、優勝したのは『ムカシバナシ』だった。 カカシが調べ

          虹色ドリーミング(第16回)

          虹色ドリーミング(第15回)

          #創作大賞2024 #お仕事小説部門 【高梨敬太郎】 やっとここまで来ることができた。SMILESの時からだから5年か。 きっかけはアオイのイメチェンだったかもしれない。あそこからテレビ、新曲、そして女性客やツーステ勢の新規が来てくれるようになった。異なる層も集めないと頭打ちになる世界だから。 カカシくんが 「ニジドリは7人、7色の虹で完全体」というのは、ある意味で合っている。しかしこの虹はまだ完全体ではない。まだまだこれからもっと彩やかになっていくはずだ。

          虹色ドリーミング(第15回)

          虹色ドリーミング(第14回)

          #創作大賞2024 #お仕事小説部門 【安達杏花(オレンジ)】 「本日は私、安達杏花の生誕祭にお集まりいただきありがとうございます」 事前に販売した300枚のピクチャーチケットも無事完売できて本日に至る。ちなみに、私と有希は4月から大学生やってる。私は今日で19歳。 ソロはこの日のためにオレンジのドレスを新調した。 「それでは聴いてください。君の知らない物語」 この曲にした理由は好きだからもあるけど、一番の理由は『言いたいこと』を言ってもらえるから。 「……なぁ

          虹色ドリーミング(第14回)

          虹色ドリーミング(第13回)

          #創作大賞2024 #お仕事小説部門 【天野澪(水色)】 「ねえ、イーグルは今回のリリイベ来られる?」 「今度はどこどこでやるの?」 「えーと、東京以外だと仙台と浜松と名古屋」 「うん、じゃあ全部行くね」 「やったぁ!待ってるね」 良かった。オタクさんの「行けたら行く」は信用出来ないけど、イーグルの「全部行く」はホントに全通してくれるから。まあ、イーグル、カカシ、ココD、ラジオ、トラウトは基本的にどこ行っても来てくれるから大丈夫なんだけど、ミオタンメン……あっ、澪担当メ

          虹色ドリーミング(第13回)

          虹色ドリーミング(第12回)

          #創作大賞2024 #お仕事小説部門 【アオイ】 さあ、次はあたしたちの出番だ。円陣を組んでミオタンがいつものかけ声。 「ニジドリ行くよー!」 『おー!』 SEが流れると、手拍子の大きさでドリーマーの数が分かる。今日は小さめの箱だけど、まずまずかな。前のグループがあたためてくれたから、出ると他のグループのオタクも手拍子してくれていた。よし。 1曲目がシークレットラブ、2曲目が虹の彼方へ。虹の彼方へは、オリコンデイリー最高3位、ウィークリーも1週だけ7位に入った。 ≪さあ走り

          虹色ドリーミング(第12回)

          虹色ドリーミング(第11回)

          #創作大賞2024 #お仕事小説部門 【イーグル@ミオタンメン】 カカシのことは、CLEAN時代から知っています。彼は東京のトップオタでしたから。自分は横浜を推していました。特にリーダーのカエデ推しで、よく新宿ブラックノーズでワンマンやっていたので、静岡から通いましたね。 カエデの卒業ワンマンで、カエデから言われました。 「次のリーダーのマユのことお願いね」 それでTIFを干して、厚木の炎天下の野外ライブに行きましたけど、自分、熱中症になって救急搬送されちゃいました。 その

          虹色ドリーミング(第11回)