和食のココロが失われかけている・・・!
今日のテーマは
\和食/
皆さん、「和食」というと
どんな食事をイメージされますか?
お寿司?天ぷら?
唐揚げ??
そんなメニューをイメージする方も
多いかもしれませんね。
実は和食は、
2013年に世界無形文化遺産に
登録されています。
その意義は、
土地の歴史、生活習慣の保護と継承、
そして、
危機に瀕している文化を守る
という目的も含んでいるのです。
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では、和食が無形文化遺産として認定された
理由3つを掘り下げてみたいと思います。
理由① 多様で新鮮な食材とその持ち味の尊重
日本は南北に長いので、
地域によって温度差、湿度差があります。
そして、
海があって山があって、里がある。
四季折々の新鮮な食材が手に入るのが
日本の特徴です。
その食材の味を引き出す
調理技術は、
茹でる、蒸すなど、
日本ならではの「水」を使った調理。
油や調味料に頼らず、
旨味を引き出す調理技術です。
理由② 健康的な食生活を支える栄養バランス
ごはんとお味噌汁、魚、野菜、海藻を取り入れた
「穀菜魚食」を大切にしています。
それを組み合わせた献立として、
一汁三菜を基本としているのが和食です。
偏りなく多様な食材を使うことができるので、
栄養バランスが自然と整います。
動物性の脂に頼らずとも、
健康的な食生活が実現できるのです。
理由③ 自然の美しさや移ろいの表現
器や盛り付けで
季節や自然の美しさを表現します。
春なら、桜の花びらや葉っぱを使ったり、
秋には紅葉や菊など、
季節の花を料理に添える。
そうやって自然の美しさを表現します。
器も同じ。
夏は涼しそうなガラスの器を使ったり、
秋は菊を形どった器を使ったり、
器でも季節を愛でる。
四季のある日本ならではの
文化ですよね。
こうやって
四季の美しさを取り入れていくことで、
「ただ食べる、お腹を満たす料理」ではなく、
心まで豊かになる食事に
変わります。
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いかがでしたか?
昔から受け継がれてきた
日本の食文化って
やっぱり素晴らしいなあと、
感動します。
それと同時に、
この大切な食文化を
守っていきたい
和食の味、ココロを
次世代に繋いでいきたい
強くそう思うのです。
そして、
「重ね煮」は
この和食の本質をしっかりと受け継いだ
調理法。
さらには、
切って重ねて煮るだけ、
出汁もいらない、あく抜きもいらない、
とっても簡単だから、
忙しくても、料理が苦手でも出来る
調理法なのです。
私も、かつては
料理が大の苦手でした。
和食が良い、というのはわかるけれど、
出汁を取ったり、
一汁三菜をきっちり揃えるなんて無理。
まして、季節を表現するなんて、
忙しい私にはできるわけがない!!!
なんて思っていました。
そんな私も、
重ね煮を知り、毎日作っているうちに、
いつしか、
憧れだった「和食の心」を
毎日の食卓で表現できるようになりました。
今では、
◎四季折々の食材を大切に扱い、
油や過度な調味料に頼らずとも、
食材本来の旨味を引き出して
美味しく作ることができます。
◎家族の体調に合わせて、
献立を組み立て、
バランスの良い食事を
作ることができます♡
◎盛り付けや器、
食材の色彩にもこだわって、
季節を楽しんでいます。
「重ね煮」こそ、
日本で失われかけている
和食文化を救う
最高の調理法だと思っています。
だからこそ、これからも
重ね煮のお仕事を通じて、
大切な和食の本質を、
たくさんの人に届けていきたいと
思います。
最後まで
お読みいただき、ありがとうございました。
「和食」について
考えるきっかけになれば
嬉しいです。
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