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[核兵器研究所] コロナワクチン接種義務化の影響はこんなところにまで

ロスアラモス国立研究所は、アメリカのニューメキシコ州にある核兵器研究所。原子力爆弾生誕の地としても有名だ。

同研究所の少なくとも114人の職員が、憲法で認められているワクチン接種免除の権利が法外に侵害されているとして、研究所を相手取った集団訴訟を起こした。職員達は、コロナワクチンを接種するか、職を失うかの選択を突きつけられている。

原告団の中には、科学者、原子力技術者、プロジェクトマネージャー、研究技術者がいる。さらに、その中の何人かは、アメリカで最高レベルのセキュリティ・クリアランス保持者達だ。

何人かの研究所職員によると、原告の多くは短時間では替えがきかないスペシャリスト達だという。また、このコロナワクチン接種義務により、研究所の4%〜10%の職員が退職する可能性がある。

ロスアラモス国立研究所の職員数は、
約14,000人。

14,000人の4%は560人

10%は1,400人

原告団の弁護士である、Jonathan Diener氏は、原告達が持つ科学知識の豊富さを考慮すべきと発言した。しかし、裁判所は申し立てを却下している。Diener氏と原告団は今後の対応を検討中。

もし、高度な専門知識、それも、アメリカで最高のセキュリティ・クリアランスを持つ原子力技術者達が、コロナワクチンの接種義務により退職する事を選んだら、世界の核安全保障を脅かす可能性がある。

なぜなら、それだけの逸材なら他国の情報機関がもちろん把握しているし、最高レベルの待遇を用意して引き抜きをかけても不思議ではないからだ。


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