人生に退屈しているのかもしれない。
3月からジムに通いはじめ、1ヶ月半が経過した。
自分の性格的に、最初は強制力があった方が続くと思い、事前予約制・キャンセル料ありのパーソナルを選択したが、この読みは大当たりだった。今のところ、週3〜4回ペースで順調に通えている。
10日からトレーニングスタート。
来月はこの記録を超えたい！！
グッジョブ、私！
家と職場を行き来するだけの毎日に、ジムが加わり、今年のテーマである「心身ともに健康に過ごす」にかなり貢献してくれている。
ただ、良くも悪くもジム通いが習慣化してきて、日常に溶け込みつつある。
通いはじめた頃は、
・ちゃんとコンスタントに通えるかな？
・筋肉痛しんどっw
・早起きつら（泣）
・3日連続ジム行けた！
・プロテイン作って持って行こ♪
なんて、忙しなくしていたけど、最近は淡々とルーティンとしてこなしている、という感覚に近くなってきた。
そもそも最大の目的が、『運動を習慣化する』だったので、今となっては
よっしゃ、パーソナルジムに通うぞっ！！
という気合・意気込み・チャレンジ精神は削ぎ落とされ、
ほな、行こか。
くらいの温度感になってきた。
もちろん、今まで好きに食べて、運動せず過ごしていた過去の自分を思えば、週3〜4回も筋トレと有酸素運動をして、たまに爆食いを挟みながらも、なんとなく栄養にも気を遣った食事をしている自分は、確実に成長している。
自分でパーソナルジムに通うと決め、カウンセリングを申し込み、自分のカードから11万円を一括で支払い、自分で決めた頻度で運動すべく、眠い目をこすりながら早起きし、トレーナーに教わったスペシャルドリンクを毎朝作って飲む。
家ではストレッチをやろうとヨガマットとフォームローラーを買い、タンパク質摂取のため、プロテインを買い、水分をしっかり摂ることで痩せやすいカラダを作ろうと1リットルのウォーターボトルも買い、ものは試しとジムで勧誘されたファスティング講座も申し込んだ。
ジム通いだけでなく、そこから派生するように、自分にとって、より健康的な選択をしているし、そこにかかるお金は惜しまない。
自分のカラダと健康のために、お金をかけ、時間を費やし、労力を使って行動できている自分ってどう考えても最高じゃないか！
だから、ここで飽きてトーンダウンするのではなく、習慣とは、こういうものだ、とこの状態を受け入れ、デフォルトにしていく。
だけど、なんというか、ジムに通ってエクササイズすることが、刺激や非日常でなくなっていることは確か。
ワクワクするとか、テンション上がる、みたいな感情はない。
そこで気付く。
私は夢中になって打ち込めるものが欲しいのかもしれない。そういうものを持っていないから、恋愛すると、途端にそこに全力投球になってしまう。
よく依存先はたくさんあるといい、というが、めちゃくちゃのめり込めるものが、今のところ見つかっていない私としては、中程度に情熱を注げるものを5〜6個くらいもっておき、バランス良くそれらを楽しむのがいいのでは？という仮説にたどり着いた。
私が欲しているのは、成長している感、前進している感、進歩している感、ゲームのステージをどんどんクリアしている感覚なのだ。
そういう意味で、筋トレは少しずつ重量を上げていったり、以前は補助がなければできなかったことが、自力でできるようになったりと、進化は感じやすい。
数字や見た目にも変化が出てくれば（私はまだ筋トレ開始2ヶ月未満なので、そこまで大きな変化はないが）、モチベーションにも繋がる。
そうか、私は最大の目的を、『運動を習慣化する』ということに置いていたから、なんとなくそれが板についてきたことで、マンネリな気持ちになっていたけど、ここからは『自分の理想の体型になる（反り腰・前太ももの張り・巻き肩改善、ヒップ&バストアップ、腹筋縦線、内太もも&ハムストリング強化）』をメインの目的に据えよう。
そうすると、この目的はまだまだ果たせていないので、やったるぞ！と力が湧いてくるかもしれない。
＂人生は死ぬまでの暇つぶし＂
なんて言うけれど、今の私は暇を持て余してるのだと思う。
実際は週5フルタイムで働き、残業も月30時間を超えない程度にはしているし、おうち時間で洗濯を回し、食器を洗い、掃除機をかけ、ちょこちょこ自炊をしている。
たまに友達に会ったり、実家に帰ったり、おばあちゃん家に行ったりもするし、カウンセリングやジムにも通っている。
スーパー銭湯に何時間も入り浸ったり、読書したり、外出ついでに外食したりもする。
この間は久しぶりに、おばあちゃん・お母さん・私の女三世代で北陸応援割を使って、石川に旅行も行った。
こうやって書くと、それなりに充実しているようにも思えるが、まだまだ暇な気がする。
時間的に暇というよりは、心が暇なのだと思う。
満足度が低いと言ってしまうと、すごくマイナスに聞こえるけど、もっと何かに情熱を燃やしたいんだ、きっと。
それは中学時代の部活だったり、体育の授業や文化祭のために振り付けを考え、練習したダンスだったり、何の身にもならないのに、ラップ詞をたくさん作ってみたり、コロナ太りを改善するために打ち込んだランニング・宅トレ・ビリーズブートキャンプだったり、noteに書くためのネタを貪欲に求め、行動してはアウトプットを繰り返すことだったり。
人間、どうしても慣れてしまう生き物だから、始める頃は刺激的だったことも、だんだん麻痺して、最初ほどの感動や盛り上がりは感じられなくなっていくもんだよね。note熱は最近復活しつつあるから、またしっかりアンテナを張れば、行動力もぐんとアップしそう。
細く長く打ち込めることか、太く短くどんどん新しいことを体験していくか、どっちでもいいのだけど、常に、マイブームは〇〇です！と言える何かを持っていたい。
日々の生活がベースアップしたことはとても良いことなので、引き続きジム通いを継続しながら、いろいろなことにチャレンジし、今後も熱くなれるものを探求して、人生の暇を潰していこうと思う。
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