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【イベントレポ】推しの声で巡る〜LOUIS VUITTON「SEE LV」展〜
現在、六本木の東京ミッドタウン 芝生広場にて開催中の「SEE LV」展。
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ルイ・ヴィトンのアンバサダーであり、私の推し、岩田剛典〈通称:岩ちゃん〉(EXILE / 三代目 J SOUL BROTHERS from EXILE TRIBE)が音声ガイドナビゲーターを務めると知り、居ても立ってもいられず、即予約をとり、日曜日の昼下がりに1人で都会・六本木に突撃してきた。
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「SEE LV」展とは?
メゾンの160余年におよぶ歴史を巡る旅へ──
ルイ・ヴィトンのヘリテージ・コレクションから選りすぐりの歴史的アーカイヴと数々の最新のクリエーションを組み合わせて紹介する本展では、没入型のデジタル体験を通してメゾンの世界を探究できる。
5つの世界を通して見る、ルイ・ヴィトン160余年の歴史
会場は5つのコンセプトから構成。
来場者が思いおもいに、ルイ・ヴィトンの歴史に浸れる空間となっている。
撮影可能なので、気に入った作品などをカメラに収めるも良し。
イヤホンを持参すれば、岩ちゃんのイケボによる、音声ナビゲーション付き。
第1の世界-ルイをみつけて
入口を入ると、まず最初に目に飛び込んでくるのが不思議な映像。
岩ちゃんによると(笑)AIが制作した20歳の創業者ルイ・ヴィトンのポートレートだそう。
ここでいきなり失態を犯してしまった私。
このポートレートが展示のうちのひとつだと気付かず、チラ見してスルー。
第2の世界に移動したタイミングで音声ガイドが流れ始め、後ろを振り返ったときには時すでに遅し、第1の世界を通り過ぎていた(逆走禁止)。
そんなわけで、ここだけ写真がない。
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デジタルポートレートの説明書きには8分と記されていたので、8分間居座っていれば、ルイの完成形が見られるかも。
くれぐれも、入口の続きと勘違いして私のように通過してしまわないように。
これから行く人はちゃんと立ち止まってルイをみつけてあげて!
第2の世界-ファッションの世界へ
ここでは、ルイ・ヴィトンのファッションの世界に存分に酔いしれて。
最近のルックの展示とともに、当時のショーの映像が堪能できる。
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私のお気に入りはこちら。
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このポンチョについ目がいく。
災害時、避難所とかで暖をとるときに被るアルミ?のやつかと思った。
解説によれば、メタリック加工されたカーフレザーなんだって。
今は革をこんな風に加工できるんだ、現代の技術すご。
胸のエンブレムがワンポイントになってて可愛い。宇宙服っぽい。
パッチはガラスビーズ刺繍って書いてあったけど、この写真だとそこまで確認できないな。肉眼のときにもっとちゃんと見れば良かった..
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ハイブランドのショーって、もはや芸術作品だから、こんなん誰が着るん?!っていう個性の塊みたいなお洋服だらけだけど、私はシンプルなコーディネートが好きで。
このコーデは、
かわいい〜!普段でも着られる(残念ながら、お値段的に着られない)タイプぅ!
って真っ先に惹かれた。
で、流れてるショーの映像でモデルさんが着用してるの見たら、やっぱりめちゃくちゃ可愛かった!
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第3の世界-バッグが紡ぐストーリー
圧巻のバッグコレクション。
ヴィトンといえば、あのモノグラム柄のバッグが1番に頭に浮かんだけど、実はファッションが先で、バッグはあとから加わったんだ!
と、また1つ知識が増える。
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庶民代表のわし、ハイブラといえば洋服ではなくバッグ。バッグももちろんお高いけど、まだ手が出しやすいよね。
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1901年に登場した、このスティーマーシリーズ(真ん中が当時のもので、ルイ・ヴィトンが使用していたらしい)。
トランクの中に折り畳んで収納することができるスペアバッグとしてデザインされたものが年月をかけ、今は上下のような形に進化を遂げている。
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個性強めな子を発見。
ゴッホっぽいな、と思って調べてみたら、中国人アーティスト 曾梵志(ゾン・ファンジー)とのコラボで、彼が手掛けた有名なフィンセント・ファン・ゴッホのポートレート作品の1つを転用したものだった。
写真だと伝わらないけど、これプリントではなく、刺繍。
まるで絵の具で描いたような風合いは、42色もの異なるカラーの刺繍糸を使用し、1つのバッグにつき、70万針以上のステッチを要している。
見た目のインパクトに惹かれがちだけど、アーティストのこだわりや想いがぎゅっと商品に詰め込まれていることを知ると、興味深い。
ちなみに私のお気に入りはこの子。
やっぱりシンプルイズベスト。
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レザーと同色のモノグラム・フラワー モチーフがさりげなくて良い。
レザー製品は柔らかくてあまり重くないものが好みなんだけど、これはしなやかさと柔らかさが魅力のトリヨンレザーを使用してるって点も推せる。
ところで、トリヨンレザーって?と調べたら、トリヨン=雄牛の子牛ということを知り、ちょっと複雑な気持ちになる。
アンバサダーを務める著名人のショットも。
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第4の世界-進化のギャラリー / 魔法が起きる舞台
ここには面白い発想で作られたものや、ファッションの域を超えたアイテムが集められている。
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ヴィトンのモノグラムがデニムに!
そして、そこにシュプリームのボックス・ロゴも紛れてる。
現場では気付かなかったけど、よく見ると、プリントとか型押しじゃなくて、刺繍じゃない?!それとも色が明るい部分の繊維が目立ってるだけ?
これは、よくEXILE TRIBEの皆さま方が衣装や私服で着てたイメージある。
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モノグラム・キャンバスの「スケートボード・トランク」とスケートボード
スケボーとケースなんか、ヴィトンにすな!
って心の中のノブが叫んでる。
まぁこれは乗るんじゃなくて、コレクションとして、こうやって部屋に飾るんだろうね。
いや、飾りにいくら払うんじゃい!
と庶民の私はツッコまざるを得ないけど、もはやアートなのよね。絵画とかと同じで、これを眺めて楽しむんだろうな、富豪は。知らんけど。
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ヤバい奴発見。
IKEAに売ってるこども用のテントみたいなのを身に纏ってる(ど素人の感想やめろ)。
学生時代に建築を専攻した現デザイナー、ヴァージル・アブローが、最も知名度が高い高層建築や誰もが知るパリのランドマークにオマージュを捧げるために作ったそうな。
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こっちは罰ゲームでみんなの荷物持たされてる人。
創業時からブランドが追求している、
どのようにすれば、実用性と美観を重んじつつ軽々とものを運ぶことができるか
という考察が反映されてるんだって。奥が深い。
写真たくさん撮ったけど、載せきれない!
noteにアルバムの機能ほしい..
第5の世界 モノグラムを巡る
ここでは、4種類のモノグラムをバックに、LEDウォールの前で体を動かすと、動きに反応して生き物のようにうごめく映像が見られる。
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何気なく見ていた柄や、デザイン一つひとつに、ストーリーがあることを知ると、見え方が変わる。
世界的に有名なブランドには、それ相応のバックグラウンドと歴史があるんだな、と改めて感心してしまう。
ブランドの世界観を手にとって
ライブラリー
ルイ・ヴィトンは、20年以上にわたり独自の出版ビジネスを展開しているそう。
「旅」を揺るぎないテーマにした3つのシリーズ「シティ・ガイド」、「トラベルブック」、「ファッション・アイ」を含め、現在の書籍タイトル数は100を超えるとか。
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「SEE LV」展 ギフトショップ
東京ミッドタウン内では、限定・先行発売を含む期間限定ショップも展開中。
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お土産
8月4日がルイ・ヴィトンの誕生日ということで、数量限定で配布されていたギミックのトートバッグ&来場者全員に配布されるシールをGET。
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行く前の計画では、推しの甘い声に浸りながら、さらっと1周。その後、2周目でじっくり展示内容を見ようと思っていた。
が、逆走禁止ということで、1周のうちに推しの音声ガイドを聴き、展示物を見て、イントロダクションを読み、記録用に写真を撮って、と忙しなかった。もっとゆっくり見たかったなぁ。
幸い、写真や解説が手元にあるので、見きれなかった部分も復習して、もう1段階深くルイ・ヴィトンを学んでみようと思う。
SEE LV展は20日(土)まで。
入場無料とは思えない見応えなので、気になる方はぜひ!
※事前予約制
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