怒りの表し方について。
私は長い間、怒るということが苦手だった。
もしかしたら今でも苦手かもしれない。
何故「怒る」ことが苦手だったのか?
1.性格
2.自分の考えを伝えることが苦手
3.怒る事じたいがみっともない、カッコ悪いと感じていたから
この三つが主な理由だった。
同時に、自分の思ってることを伝えるのも苦手だった。
友達には「いつも優しいよね」と言われてもいたから、その事が小さな優越感になっていたのもあるかもしれない。
だが、だんだん怒ったり思った事を伝える必要性が出てきた。
自分の意思とは裏腹に、である。
必要性というのは、
・言わないと、我慢に我慢を重ねてしまい、結局爆発する。
・「思ってる事も伝えてくれないの?」と逆に相手からの不信感に繋がる。
・「あの子は何も言わない。黙ってるだけで不気味」と言われる。
・「あの時は賛成したのに、あとで意見を覆さないでくれる?」となってしまう。
などなど。細かいニュアンスを伝えられなくて申し訳ないがざっくり書くとこういう感じである。
ここ15年で大きかったのは、結婚、引っ越し、出産、育児。そして家を買った事である。
個人的に一番大きかったのは家と出産で、家はうっかり駅から遠いところに買ってしまった為、不便でならなかった。
買い物にも苦労するし、子供が熱を出した時に病院に行きづらい。
今もローンを返している途中だし、もう買い換えることも出来ないので難しい。
経済的な面で車を2台持つのも難しい。(出来なくはないが、それだと貯金が減ってしまう)
夫は車で通勤しているが、私は車の運転に関してはペーパーなので練習が必要である。
将来的な目線で考えると、私の車はカーリースにしようかなと言う感じだ。
通勤で1000%いるからだ。
働かなくてもいいなら、要らないけど。
まあそれは置いといて話を主軸に戻すと、
怒りたく無いし、自分の言葉を伝えるのが苦手だったのに、しなくてはいけなくなった。
どれくらい必要かというと、営業マンのスーツくらい必要になってしまった。
全裸では出勤出来ないし、それなりに清潔感のあるパリッとしたスーツが必要になる。(イメージの話で申し訳ない)
言うのが怖かった。
怖くて仕方なかった。
それに産後うつと鬱がプラスされて、手が震えるくらい怖かった。
こんな事書くと、親に虐待でもされたの?!過去に何があったの?!って聞かれそうだけど、虐待もされていないし借金があった以外はまあまあ幸せに暮らしていた。
なので単に私の性格の問題である。
言うのが怖くて、いっそ殺して!って思う時もあった。
だが子供を産み、だんだん子供が成長していくに従って少しずつ変わってきた。
子供は忖度などしない。
ズバッと思ったことを言う。
例えば、娘がお菓子を食べすぎなことがあった。5歳くらいだったと思う。
私は取り上げて「お菓子食べすぎ!もう今日のぶんは終わりやで」と言った。
そしたら、娘は怒って涙をポロポロこぼし、紙に「ままわるい」と書いて渡してきたのだ。
怒るママ嫌い!お菓子くれないママは良くない。そんな意味だろう。
私は
「ママは悪くないよ!」
と伝えた。
同時に感動もした。こんな、たった五文字の平仮名で「思った事」を全部伝えられるの凄くない???笑
面白いなー、とも感じた。
伝えるのはシンプルでいいんだ。
時には怒ってもいいんだ!
そう感じた。
そしてそれからは数年間、家族で協力してなんとか貯金を増やそうと頑張った。
まったく頑張れない時もあった。
モチベーションがもたない時もあった。
意見が合わない時も多かった。
躁鬱の関係で、良くなったり悪くなったり。
ストレスがかかると、ブチギレてしまい家出したりもした。
死にたい時もあった。遺書も書いた。
離婚届けも取りに行った。
躁鬱による影響も大きかった。
躁になると、怒りっぽくなってめちゃめちゃ汚く罵ってしまうし、同時に死にたくなる。
自分みたいな人間は生きていちゃダメだと思う。
鬱になると、何も出来なくなるし化粧水を塗るチカラもない。
それでもなんとかパートには行き、副業もやり、ご飯も作っていた。
鬱になっても怒りの根っこはあってドロドロの汚い液体になってアスファルトにへばりついているような感じだった。
文章に纏まりがなく、申し訳ない。
怒りはバロメータかな?とも思う。
怒るというよりも、
何故自分が怒ってるのか?
悲しくて怒ってるのか、惨めで怒ってるのか、ムカついて怒ってるのかを伝える。
改善策があれば伝えてみる。
もしくは、現時点では改善出来ないのか、時間が経てば改善出来そうなのかを伝えてみる。
これが大事な気もする。
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