呪いになった言葉、呪いのようになってしまった言葉。
過去に呪いのようになった言葉について書いてみようと思う。
言葉には力があると思う。特に何度も言ったり言われたりするとこびりついて取れなくなったり、その人の性格や人生に大きく影響する。
1.「個性的って言わないで」
これはむかしの知人に言われた言葉。
個性的だよねって褒め言葉だと思うのだが、昔その知人は何度も何度も「個性的って言わないで!」と言ったり半ギレ気味だったりした。
そして、私は「個性的」って言うことはダメなんだと思うようになった。
2.「君が代を歌ってはいけない」
これは直接呪いではないし歌うも歌わないも自由なんだけど、彼氏の高校の倫理の先生は卒業式で君が代を歌わない主義の人だった。
友達も同じ高校だった。
今だと炎上案件だけど、いわゆる思想について深く重く触れる先生だったらしい。
今思うとなんだかなぁ……学校の授業で思想についてガッツリやるのは微妙では?と思う。
良くも悪くも、高校ぐらいの時に習った事って脳にこびりついちゃうんだよね。
小学生の頃習った漢字と同じで。
その後、その学生たちがどう思い、感じ、生きて行くのかはその人しだいだけど、これはこうだ!って言われるとそうなのかな?って感じてしまったりする。(と思う)
3.「女だから」「女子として」
これは半分呪いで、半分空気。
というと「??」だと思うんだけど、女である事を誇りに思って生きている人と、女である事に生きづらさを感じている人ではかなり受け取り方が違うのではと思う。
ただ、女だからこうしないといけない!とかは結構イヤだし疲れてきちゃうなと思う。
4、「あんたは背が低いから可哀想!お尻も大き過ぎる。なんかの病気や」
↑これは母親から25年くらい言われてました。
ホントに悪気はなく、言っていたそうです。
私の身長は153。
ジュディマリのユキちゃんと同じくらいです。
別にそこまで低くはないし、私の友達は146〜150くらいの子も多い。
4、5人いる。
お尻に関してはお母さんからの遺伝だから仕方ない。
お尻が大きいのがチャーミングだという人もいるからいいじゃん。
と思っていた。
とりあえず、娘は小さな頃から「お尻がぷりっとしてて可愛いね」と言って育てた。
ルックスの悪いところを言ったことは一度もない。
だいたい、この件については「じゃあ、アナタは人の事が言えるんですか??wwwwww」だよね。
細けぇこたぁいーんだよ!
まあ、そんなこんなで(?)呪いのようになっている気がした言葉でした。
もう気にしないようにしているのもあるし、二番目のやつなんかは全く気にしていない。
けれど、言葉は10〜20年ぐらい普通に人を縛る。やばい場合、自殺の原因にもなる。
自分も気をつけたいものだ。
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