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母と読書。本が好きであった。

最近、気づいたのだ。

普段は、お小言、市販の本よりも、昔話の大家なので、まあ、生きた本のような人。


咳がひどいときには、「呼吸法が悪いんじゃないか?」と、五木寛之先生の「林住期」を持っていき、呼吸法の話のところに、付箋をして、届けた。

目が悪いので、文字が割と見やすい物、内容的に問題のないものをチョイス。


最近は、「なんか、本が読みたい」と言い出して。


星野道夫さんの本のハードカバーの一章が短めのもの、これも文字の大きさ、万人受けする内容のもの。


これも、問題ないだろうと、先日差し入れしたら、読み出して、「アラスカの話が書いてあって、面白い」と。


母は、本が好きであった。

南側の廊下で、日向ぼっこしながら、大きく見えるみずきメガネをかけて。読書している姿を見たことがない。謎。だけど、読んでいるようだ。


次は、「クラバート」かな?「ゲド戦記」でもいいやと。いや、この際、漫画「三歩」さんが出てくる、山の漫画本でも。(全て、頂き物。自分でも、読破しました。「クラバート」は意味がわかるまで、3回ぐらい読みました。)


本の差し入れ役。


              了

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