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クリスマスイブの小さな出来事・・メールのやり取りで(覚書)

メールは、荷物が届いたときに、書いて送信しましたが、それでは失礼だと、お電話をかけたら、直接出られて、簡単に御礼と、今年の出来事を報告しました。語気が強くなっているのは、自分自身でも気づいてますが、実家で絞られてますので、その影響かなあと、反省しております。


「今は、星野道夫さんの「長い旅の途上」を寝る前のバイブルのごとき、少しづつ、噛み締めるように読んでます。星野道夫さんの遺稿集です。

こんな遺稿集が、山の世界にあったら、いいなあと思います。山の世界は、生い立ち、友達の追悼文、記録、登攀記録になりますが、それは、自分が自分が・・って、世界観で、つまらなかったのです。

もっと、人生と自然を俯瞰的に見たそんな簡単な遺稿集が出来ないのかなあと。今は、ふむふむしてます。

誰が悪いわけでもなく、昔からのそんな流れで、逆らえませんでしたが。

何か、今、モヤモヤとしてます。」

とっとの、S氏への御礼メールの一部

S氏は、夫と大学が同じで、大学の山岳部の活動を共にした方です。夫が亡き後、色々お世話になり、アドバイスをいただき、そして、今の私がなんとかあります。
私が、脚立から落ちて、頭を打ち、火花とともに、何かひと呼吸おいて、考えるようになりました。

「星野道夫さんのことは殆ど知らないのですが、自宅に1冊だけあった「アラスカ
光と風」という本を読んでみたいと思います。(母が生前、「良い本だから」といってくれたのですが、読まずにずっと本棚にありました。)
私も時には「自然を俯瞰的にみる」ことも考えるのですが、未だ自分の山登りをどうするのかという矮小な範囲で登っているのみでお恥ずかしいかぎりです。」

S 氏返信メールの一部


小さな気づきが、お母さまの思いを、伝えたかのようで・・。

本当に、小さな小さな、クリスマスイブの出来事でした。


(おわり)




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