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素直に甘えていいんだ

久しぶりに風邪を引きました。
(娘の風邪を引き継いだ) 
熱も出て丸2日寝込むという
私には珍し過ぎる出来事。

いつも思うのですが自分が弱った時に
主人の有り難みを感じるんですよね。
この人何でこんなに優しいんだろ...って。

いやいや、普段から優しいのにその優しさを私が勝手に苛立ちに変えてるんだ

私は弱ってる時にしか主人の優しさに気付けないなんて自分で切なくなります。

⊿⊿⊿

今回久しぶりに風邪を引き、自分へと強制ストップが入った。

熱ってこんなにもしんどかったっけな?
ちゃんと年齢を重ねてるのねと、このタイミングで実感させられました。


身体が動かなくなって改めて人に甘えるって
なんて心地がいいんだろうと感じた。

普段から主人に対して中々甘えることの無い私はその感覚をすっかり忘れていました。

日常の中で主人を頼ることはたくさんありますが、その時の私は「手伝ってよ」とどこか上からだったり「当然やってくれるよね?」とどこか圧力がかった物言いだったりで、主人がNOを言いにくいオーラを放っていたように思います。

私の中で甘えるは、ふんわり柔らく相手に身を任せますといったイメージでそれが中々できなかった。

これは私の性質の問題で、3人兄弟の真ん中の私は不器用な兄と甘え上手な妹の面倒をよく見ていました。"しっかり者"の私は、兄や妹の自由さを羨ましく思う反面、私なんて..と永遠の思春期のように親に甘えることが本当の意味でずっとできなかった。

その性質は主人に対しても変わらずで、甘えることにどうも苦手意識を持っている。

でも今回この熱をきっかけに気づいたのは、主人はもっと私に甘えて欲しいと思ってくれていること。

そしてたっぷり甘えてもらう方が気持ちよくなんでも引き受けたくなるんだなーということでした。

究極に自分が弱るとその甘えるが自然とできていたように思います。

主人は仕事が忙しいにも関わらず、朝時間を遅らせ息子を園に送ってくれたり、帰ってからは洗濯、洗い物全てやってくれたり、夜中に必要だろうと、ポカリまで買いに行ってくれて。

素直に甘えて頼るとこんなにも心地よい気持ちになれるのかと改めて感じました。

私の中にあった甘えたくないと頑なに纏っていた鎧を脱ぐと本当は甘えたい自分の素直な気持ちを感じることができた。

人は体調を崩したときにこそ、自分の奥底に隠れている本当の思いに気づけたりする

これからは素直に甘えながら、日頃の感謝の気持ちも素直に主人に伝えていこうと思います。


今回の風邪引きで、私は数十年ぶりにポカリスエットを飲んだ。水分しっかり摂れるようにと主人が夜中に買いに行ってくれた。久しぶりに飲むポカリの味は優しくまろやかで、子どもの頃を思い出す懐かしい味でした。

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