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【初心者向け】Webライターの仕事の進め方を知ろう

みなさんこんにちは。フリーライターのつじです。

リモートワークや副業が盛んになり始めているこの頃、Webライターの仕事に関心を持ち始める方も多いかと思います。

しかし、実際にライター業を始めてみても進行手順が分からず、途中で仕事を投げ出してしまったり、概要を理解しないまま仕事を進めてしまったりした経験はありませんか?

今回は、フリーランスや副業でライター業を行いたい方のために、ライターの業務フローについて紹介します。

※あくまで一例となるため、実際の業務フローと異なる場合があります。大まかに「こんな感じか」と捉えていただけたら幸いです。

▼このnoteはこんな方におすすめです!
・Webライターの仕事に興味がある人
・Webライティングの仕事の手順がイマイチ分からないor知りたい人

Webライティングの業務について

近年、クラウドソーシングサイトなどにあるライター募集の案件に「マニュアルがあるので未経験の方でも安心してできます!」と記載しているのを多く見かけます。

上記のような案件に応募してみたものの、業務フローが腹落ちせず、モヤモヤしたまま仕事をするor途中で仕事を投げ出してしまったことがある方も多いでしょう。

しかし、蓋を開けるとWebライティングの業務フローは非常にシンプルなんです。

実際に行われる業務フローは以下になります。

▼Webライティングの業務フロー
1.案件を受注する(着手の準備)
2.構成の作成〜修正
3.執筆〜修正
4.再修正〜校了

順を追って解説していきます。

1.案件を受注する(着手の準備)

初めて取引を行うクライアントから案件を受注した後は、案件を着手するための準備を行います。多くのクライアントは以下の内容を行ってから業務の指示を出します。初めて仕事を行う方は覚えておくようにしましょう。

・業務委託契約書もしくはNDA(秘密保持契約書)
・連絡手段の決定(ChatWorkSlackを使うことが多いです)
・単価の設定
・納品形式、使用素材の確認

まずは、業務委託契約契約書やNDA(秘密保持契約書)を交わします。

案件を受注し、納品を行うと金銭のやり取りが発生することにくわえて、業務中のトラブルや細かい約束事を守って業務を行う必要があるためです。

また、契約書には捺印と署名の記入を行います。捺印と署名の記入後、書類を郵送をするかPDFで送信するかもクライアントに必ず確認しましょう。
(クラウドソーシング経由の場合は割愛されることもあります)

連絡手段はメールだと時系列を追うのに時間がかかるため、ChatWorkSlackを使用することが多くあります。両アカウントを事前に登録しておくとスムーズです。

単価も契約時に「税抜or税込どちらか」も兼ねて確認を。そして納品形式も必ず確認してください。

記事の納品はWordもしくはGoogleドキュメントで行うのが一般的ですが、WordPressに下書き納品をするように指示をするクライアントもいます。

WordPressの納品も慣れれば難しくはありませんが、PCのショートカットキーの使用やブログの更新に不慣れな方は、各機能のショートカットキーも覚えておくと安心です。

記事を執筆する際は、見出しや記事のサムネイルに使用する素材もライター側で選びます。各クライアントが契約している素材サイトがあるか、事前に確認しましょう。

もし、クライアントで契約している素材サイトがない場合は、指定のフリー素材のサイトからダウンロードするようにしてください。またはご自身で素材サイトを見つけてクライアントに提案するのもおすすめです。

上記のような準備を終えたら、構成などの作業に入ります。

2.構成の作成〜修正

Webライティングでは記事を書き始める前に、構成という骨子を作成します。構成はExcelもしくはGoogleのスプレッドシートで作成をして送るのが一般的ですが、各クライアントで雛形を用意しているか確認をしてから着手してください。

構成は以下のものを作成します。

・記事タイトル(30字前後)
・ディスクリプション(120文字前後)
・リード文(決めなくても可能な場合もある)
・大見出し(H2見出し)
・中見出し(H3見出し)

記事タイトルは名前の通り、記事のタイトルを。ディスクリプションはGoogle検索を行った時に表示される記事の概要文のようなものになります。

リード文は記事の最初の大見出しの前に表示される冒頭文のことを言います。その下に見出しが入るように構成を行いましょう。

クライアントによって、構成で決める箇所や見出しの書き方を解説してくれる会社もありますが、上記の内容を構成で作ることを念頭に置いておくと作業もスムーズで安心です。(各概要の書き方に関しては、追って解説できればと思います。)

構成を提出したらクライアントが確認を行い、修正指示が出た際は修正を行ってください。修正を行い、OKが出たら執筆に移ります。

3.執筆〜修正

構成のOKが出たらいよいよ執筆です!執筆を行う際は、指定の文字数の100字前後に収まるように執筆を行いましょう。

しかし、初めて書くときは文字数が極端に多いor足りないことが出てくるかと思います。

文字数が足りない場合は、文字数稼ぎを行わずに見出しを増やして内容を足しても問題ありません。

文字数が溢れる場合は、回りくどい言い回しをしてしまっているところを削除→それでも溢れる場合は見出しを消しても良いでしょう。

但し、闇雲に削除してしまって内容が薄い記事にならないように注意してください。

また、SEOライティングの場合は検索クエリ(関連キーワードが記載されたリスト)を渡されます。読み手に伝わりやすい内容になる範囲内で、言い回しを寄せるようにしてもOKです。

執筆を終えたら誤字脱字チェックを行い、初稿をクライアントに提出してください。その後、修正指示がきたら修正を行います。

基礎的な内容になりますが、文章の書き方に関してはこちらにまとめています。

参考にしたい方はぜひ。

4.再修正〜校了

修正後、更に修正依頼が発生した場合は再修正を行います。全ての修正作業を終えて、提出を終えたら納品、そしてクライアントからOKをもらったら無事校了となります。

この納品や校了の作業を終えて、初めて執筆料をクライアントに請求をすることができます。

ライターの業務フローは習うより慣れて覚えよう

今回は、ライターになりたての方やライター業を始めることを検討している方のために、ライターの業務フローについて解説しました。

しかし、ライターの業務は習うよりも実際に行って覚えるのが一番早いのも事実です。ご紹介した内容を参考にしつつ、実際に執筆業務を行い一日でも早く業務に慣れるように頑張りましょう!

今回紹介した内容以外に、以下のマガジンでフリーランス・副業ワーカー向けのnoteを配信しています。参考にしていただけたら幸いです。

それでは、また♪

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