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おばあちゃんのお話

季節外れだけど
クリスマスプレゼントの話


この前おばあちゃん秘伝のラーメン作ったから
おばあちゃんとの思い出話を一つ。​

私が小学校2年生の時のクリスマスの話。​
私はおばあちゃんの家に住んでいた。​

そこには同い年の従姉弟が2人住んでいて​
(母の弟・妹一家も住んでいたのね。)​
クリスマスに何が欲しい?って話してたの。​

ちなみにうちの親は一緒に住んでいなかった。​

当時シルバニアファミリーが欲しくて。​
もちろん従姉弟もシルバニアファミリーを欲しがっていた。​

そしていよいよクリスマスの日。​

サンタクロースは来てくれたかな?​
ってわくわくしながら起きた。​
(この頃はまだ純粋な小学生ですよ~)​

うえ~ん・・・​
私にだけサンタクロースが来なかった。​
従姉弟たちにはサンタクロースが来て​
シルバニアファミリーの大きなおうちが届いていた。​

私は小さいおうちでいいから欲しかったのに​
私にだけサンタクロースが来ないのは​
私が悪い子だからか・・・​
ってなんだかショックだったんだよね。​


従姉弟たちはさっそくシルバニアファミリーで遊んでた。​
私はビーバーのお人形さんだけ持っていたから​
おうちにお邪魔させてもらうっていう遊びをしていたんだよね。​

でね、何日か後に​
おばあちゃんが​
「ともは何が欲しかったんだ?」って聞いてきたの。​
だから口で説明したら​
紙に書いてみてって言われて。​

シルバニアファミリーのお家と​
家具(ベッドとかトイレとかそんなもの)​
紙に書いたのよ。​

そしたら​
おばあちゃんその紙を持って​
私を連れて近くのおもちゃ屋さんに行ったの。​

私が書いた紙をお店の人に渡して​
これ全部ちょうだいって​
私にために買ってくれたんだよね。​

カッコ良くない?​
うちのおばあちゃん。​
そんなおばあちゃんが大好きだった。​

未だにこのエピソードは​
おばあちゃんのカッコ良さを​
実感することができるから​
思い出すんだよね~。​
っていうかクリスマスが来るたびに思い出す。​

ばあちゃんかっこいいよ!​
大好きだよ!​
本当にありがたかったお話。


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