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癌に関すること

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2014年6月からの闘病記録と癌に関する情報
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#抗癌剤

抗癌剤治療 1クール目 Vol.2

福岡徳洲会病院@春日市

今回の病名 「直腸癌術後 転移性肺腫瘍」

本日(2019.5.28)の治療メニュー
点滴

■グラニセトロン+オルガドロン
(吐き気止め)
30分

■アバスチン
(血管新生阻害剤)
60分

■レボホリナート
(5-FUの効果を高める役割)
120分

■5-FU
(抗癌剤)
15分

■生理食塩水
(洗浄)
30分

早朝より採尿と採血あり
検温・検血圧・検酸素濃度

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大腸癌の薬物療法について 2019.2.2

谷岡洋亮(川崎医科大学附属病院 臨床腫瘍科 医長)

近年、大腸癌の化学療法は新規薬剤の登場によって治療の選択肢が増え、高い治療効果が期待できるようになっただけではなく、患者の状態やニーズに合わせた治療選択が可能となってきた。加えて、留置カテーテルの使用など薬剤投与の工夫や吐き気止めなどの支持療法の進歩によって多くの治療が外来で行えるようになり、生活の質の向上にもつながっている。