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休職活動終了宣言

休職宣言を自主発令してから早1年と2ヶ月がたった。
長いようで短いようで、という感情は特になく、ただただ時間どおりに日々が過ぎていったように思う。

休職はマックス2年まで可能だけど、もう十分休んだかな、という気持ち、さっさと次のステージへ行こう(次への行動にうつしたくても休職していると制限がかかって動くに動けないのだ)、っていう気持ちに押されて復職の準備にとりかかっている。1年と半年ほど悩まされていたじんましんが完治したこともストレスから解放された証と受け取った。

若い方々ならいざ知らず、50手前でずるずる時間を無駄にしてもしかたがないと腹をくくって自らデッドラインを決め、会社の総務部に連絡をいれた。

だがしかし。せっかくストレスフリーな日々をるんるん♪とすごしていたのに、やっぱりもやもやがはじまった。ということで久々にnoteでもやもやを吐き出してみることにする。

復帰先

私の場合は過労または過度な指導によるストレスが原因で休職になった、と会社側は認知しているはずだ。多分パワハラ行為はなかったことになっているだろう。なんせわたしが休んだら総務のトップ(たまに飲む相手だった)が「たまこがそんなに弱いやつだとは思わなかった」と言っていた、と共通の飲み仲間から聞いている。つまり、「○カ○ね、給○泥○」くらいの指導用語は当たり前、と容認しているということだ。
いずれにしても当該部署はわたしが休職した翌月の定期人事で解散となっているので、わたしの復帰先は休職前に決まっていた新部署が筋ではある。

ただ、そこには部付きとなった当該暴言上司がピン芸人として所属しているわけなので、いくらWFHが主流になったとはいえ、顔をあわせる機会はあるだろう。なおかつわたしがどう考えても納得できなかった、よくわからない机上ロジックの新規事業戦略を聞かされる会議も多くなるだろう。
それを想像しただけでもまたじんましんを発症しそうだ。

会社側はわたしの心情を慮って、彼と一切顔をあわせない他部署への異動を希望しますか、と打診してきた。

別にそこまで憎んでもいないし、今後彼の後始末をさせられることがないのであれば大丈夫かなという気もする。直属の部下という立場でなければ彼もわたしにとってはただのおっさんだ。
とはいえ無駄に社交性の高いわたしは顔を見て既読スルーならぬ既見スルーはできない、と気をもむかもしれない。そう考えるとやっぱりできるだけ顔はあわせずにすませたいというのも正直な気持ちである。

復帰先本部の役割自体はそんなに嫌いではない。というか、できればそこがいい。それ以外の部署は腕によりをかけてつくりあげられた昭和魂を貫く部署ばかりだからだ。けれど、

昭和チームをとるか、パワハラ上司をとるか。

会社はわたしにそう選択をせまっているのだ。

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ブラック社員


でも。でもだ。

またわたしの屁理屈根性がむくむくとわきあがる。

なんで私が当事者を避けて違う部署へ逃げなくちゃいけないの?

わたしは今の新規事業の部署に戻ることにさして異存はない(しかも部署のトップはこの春に別事業部から着任したのでかなり昭和感は消されるだろうと期待している)。
今回の件が、けんか両成敗なら選択肢は
1. ふたりとも同部署にとどまる
2. わたしが部署からでていく
3. 彼が部署からでていく
のはずだ。でも1が心理的に負担なら2を選べという。でもその二択はおかしくないか?
どうしてピン芸人がその部署をでていくって選択肢が用意されていないのだ。

会社が病んだイチ女性社員のために、そんな選択肢を用意するはずがないことは百も承知だが、わたしはまもなく行われる総務との面談でそれを質問する。
実はメールではもう問い合わせ済みだけど、対応に困った担当窓口の社員がこまって上長にでも相談したんだろう。彼女の上司がオンライン面談の相手となった。
会社からみたら本当に面倒くさい社員なんだろう。これでわたしも立派なブラック社員だ。

ほんとに復職できるのかな、わたし・・・

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※写真は島に住む野良ねこ

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