高級車も豪邸も、豪華な装飾品も、豪遊できるお金も・・・。そのうち慣れて飽きる。
【収入が増えると幸せが増える】
これを、万有引力と同レベルで頑なに信じられる根拠ってなんやろ?とふと思った。
そもそもお金で買えるものなんて、今すでにほぼ揃ってて、せいぜい今あるものをアップグレードできて、便利になったり、速くなったり、カッコよくなったつもりになれたりするけど、それもすべて一時的・短期的な満足感が得られるくらいで、基本的には何も埋まらへん。
「もっといろんなところへ旅行に行ける」みたいなこともよく聞くけど、実はそれも一時的やから、永続的な幸せには繋がらへん。
旅行で永続的に幸せを感じようと思ったら、定期的にずっと旅行をし続けてないとあかんことになるもん! そんなの不可能やし楽しくない!
1日幸せでいたければ床屋へ行きなさい。
1週間幸せでいたければ車を買いなさい。
1ヶ月幸せでいたければ結婚しなさい。
1年幸せでいたければ家を買いなさい。
一生幸せでいたければ・・・
散髪しても、車買っても、結婚しても、家買っても・・・。満足感に浸れる期間が長いか短いかだけで、結局また同じ「不足感」や「焦燥感」に駆られる時がやってくる。
一生幸せでいたければ、何が必要なのか?
それはシンプルに、”お金で買えるものではない部分での満たし”やろな!笑
「得る・加える・所有する・達成する」などでは、幸せにはなれへんし、幸せを感じたとしても一時的で短期的であることを、そろそろ受け入れてもええ頃ちゃう??笑
『じゃあどうすれば幸せに生きられるのよ!』
それは、自分が幸せじゃないことの真の原因(理由)に気づくこと。
幸せを手に入れると言うよりも、「不幸せな自分である時間を減らしていく」って言う方が近い。
『じゃあ真の原因ってなんなのよ!』
真の原因は、高すぎる”期待値と基準値”にある。
期待値とは、自分に対する期待度のこと。
ポジティブに捉えれば、「私はこんな程度で終わる人間じゃない」って感じなんやろけど、ネガティブに響けば「私はもっと頑張らなくちゃいけない!もっと努力すべきだ」みたいなこと。
基準値とは、当たり前・当然だと思ってることのライン。
その基準値が高いと、「豪華な家と車と、ブランド物を自由に買える生活ができることが幸せには不可欠」と思ってて、それがない場合は幸せが感じられへん。
その基準値がめっちゃ低い場合、「衣食住に困ってなければ、大成功だ」「生きてるだけで丸儲け」って思えて、特別なものがなくても笑顔になる。
お金でしか買えへんモノや体験は、「GET(獲得)」できるものやから当然「LOSE(喪失)」がセットでつきまとう。
切符を買った瞬間、同時に”切符を失くすリスク”も得ることになるのと同じ。
「生きる」の基準が高すぎることこそが、苦しみを生んでる。いま生きづらい人は1億円あっても生きづらいよ。
高級ホテル滞在も、高級車も豪邸も、豪華な装飾品も、豪華客船クルーズも、豪遊できるお金も・・・。そのうち慣れて、もっとすごいの欲しくなるもん。
ええ意味で大したことない自分をサクッと受け入れていくことと、足るを知ることで、不幸時間が大幅削減されていく!
それこそが「幸せに生きること」なんちゃうの? 知らんけど・・・笑
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