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人は必ず決められた最期のお迎えがあるから大丈夫!

 私は知的、精神障害の方のグループホームのサービス管理責任者をしています。簡単に言うと、どんな暮らしをしたい?のお手伝いです。計画を立てて、目標に向かって伴走します。
 昨日は利用者から入院したい、救急車を呼んでほしいと連絡がありました。結局、医師と家族で相談して医療保護入院の決定になりました。病院まで家族の代わりに利用者の付き添いをしました。精神疾患って辛いですよね。普段は飄々として私の質問に面白おかしく返事をされたりしていますが、不調になると落ち着かないです。悪口言われたり、身体が乗っ取られたりするそうです。乗っ取られる感覚は分からないけど、悪口を言われるのは自分のココロをドンドン追い詰めて、やがて死にたくなるんだよね。という気持ちになります。だから悪口を言われ続けて辛いんだ、という思いは良くわかります。自分の存在を否定してしまうからね。飛び降りて死んでやる!ってなる気持ちもわからんでもないです。でもね、死にたいと思っても、神さまがいいよってOKしてくれないと死ねないという事がわかりました。なんで分かったかというと、死にたい!死んだ!と思ったけど、死ねずに痛みだけが残って、それはそれで辛かった事があったからです。痛みで寝れない、痛くて眠剤が効かない、痛くて動けない、しばらく廃人していました。だからかな、神さましか人生の最期を知らない…最期のお迎えが来るまでは生きなきゃいけないと思えます。
 障害のある方、そうでない方、みんな同じです。希死念慮があることに障害の有無は関係ないです。ただ、誰もがもっともっと幸せであって良いと考えます。世界中の人が幸せでいて大丈夫。そう、あなたは生きてて良い、私も生きてて良い!です!

 日頃から人の死やココロと向き合う仕事だから感じる事なのかもしれませんが、あなたとの関係はあと5日で終わるといつも思っています。後悔しない人生を送るために、今日も生きていることに感謝です。最後まで読んでくれてありがとうございます。


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