ネガティブさは自分をよく知るための羅針盤
最近「怖れ」というテーマを考える機会があったので、自分のことをちょっと振り返ってみた。
その昔は私も相当いろんなことを怖れていて、何にもまだ起きてないのに不安になったりしていたけれど、最近はだいぶ解消されている。
そして解消されている、というのは怖れを全く感じない、ということではなくて、怖れはあるけれど、その怖れに乗っ取られてしまう時間が減った、あるいは乗っ取られる前に自分で何らかの対処ができる、ということだ。
でもせっかくだから、今の私が怖れていることがあるとしたら、何だろう?って考えてみたらまだあった。
来月の売り上げが減ったらどうしよう
来年の売り上げが今年を下回ったらどうしよう
こんなにたくさん配信とかしてて、ヒマな人だと思われたらどうしよう
出たー!
お金を稼げないのはいけない
ヒマなのはいけない
怖れって、単に思い込みからきてます。
それは、同じテーマに怖れを抱く人と抱かない人がいるのを見れば明らかですね。
私は怖れが出てきた時、自分に問いかけます。
「で、だから?」
来月の売り上げが減ったらどうしよう
→どうもしないんじゃない? 何にも困ることないよね。
困ることがあるとしたら、私のプライドがちょっと傷つくだけかもしれない。そしてそのプライドってのも、「一生懸命お金を稼いで忙しくしていることが善」みたいな考えから派生しているのは明らか。
来年の売り上げが今年を下回ったらどうしよう
上と全く同じ答えをお返しします。
暇なのはいけない
→え、っていうか暇なら自分の好きな楽しいことする時間たくさんあっていいじゃん!でも配信しているのは暇だからじゃなくて、私の思いをなるべくたくさんのところでシェアしたいこと。コーチ養成講座の生徒さんのために、どういうSNSをどのように使ったら効果があるのかを自分でも知っておくためにやっていること。そしてもちろん、自分のコーチングの仕事を広く知ってもらうためにやっているんだから、全然暇だからやっているわけじゃない。
もし誰かが「この人暇だなあ」と思ったからって、それで私に害があるわけではないんだから、そんなどうでもいいこと考えるのやめたら?
これ、私は実際に自分で口に出してやることが多いんだけれど、3つ目のは回答している時に自分で言いながら超ウケた!
よくコーチングでいらっしゃるクライアントさんで、ネガティブなことを感じないようになりたい、みたいな方がいらっしゃるけれど、それは無理だと思う。
ネガティブな感覚っていうのは、自分自身のことをよりよく知るための、羅針盤みたいなものだ。だから、なくすんじゃなくて、使いこなす方法を学べばいいということ。
羅針盤だったら、南に向かいたいのに西を指していたら方向修正するよね。西を指していて気に入らないから、海に投げ捨ててやれー、とかはやらないはず。
感情も、怖れやその他のネガティブなことを感じたら、「そっちじゃないよ」というだけなので、方向転換すればいいだけのことです。
なんか怖れている人のヒントになりますように。
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