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代表という役割とメンバーという役割。外から見える世界と中で見る世界。


わたしには、
株式会社ミライLABOという会社の
代表という顔があります。


と、同時に

一般社団法人ミライデザイン協会
という講師団体の代表でもあります。
(こちらは意図せずイロイロあって途中から代表に笑)


と、同時に

カンボジアの教育支援団体、
NPO法人earth treeの
教育担当理事でもあります。




ミライLABOは
保育園と小学生の夢を応援するキャリア教育、
親子で自己肯定感と夢を育む手帳を開発していたり子どもと親子にまつわる様々な事業を行なっています。


ミライデザイン協会では、
先ほどの「親子で夢を描く手帳」の
ワークショップが開ける講師の資格を
全国のママさんたちや子どもにまつわる職業の方々が学んでくれています。

どちらも代表なので大きく役割は変わりませんが
もう一つ。
NPO法人earth tree(承認申請中)では、
代表ではなく、
教育を担当する理事メンバーをしています。


代表である、加藤大地(かでさん)の
つくりたい壮大なビジョンがあって
その中の教育という大事なパーツを
他のメンバーと共につくっていく役割です。


前置きが長くなりましたが、
今日は代表とメンバーの違いや、
コミュニティに所属する意味など
お話しできたらと思います。
何かやりたい!けど何をやろうかな、と
思っている人やリーダーってなんだろうと
思う人に何か気づきがあれば幸いです。


私が代表をしているのは2つ。
ミライLABOやミライデザイン協会。


どちらの組織も「ティール型」を目指して
組織のカタチをデザインしているので
代表だから偉い訳でもなく、
代表のやりたい想いを他のメンバーが
カタチにしている訳でもありません。

「ティール型組織」については
説明がものすごく長くなりますので
また別でブログを書きますが、
簡単に説明すると、
代表という役割と、
例えばデザイン担当という役割と
例えばマーケティング担当という役割とでは
どちらがエライどちらが上という関係はありません。

役割の違いはあれど、上下関係はなく
「それぞれが自分の役割の中で最高のモノを生み出すプロフェッショナル同士」と考えています。

興味がある方は「ティール組織」で
調べてみてください。


NPO法人earth tree(承認申請中)では、
代表かでさんの横で、
教育担当として、
かでさんが創りたい未来を
どうやって実現していくか。

そこに集う子どもたちは
何を学び何を経験し、
どんなミライを描いていくのか。

わたしも同じ世界が見たいから
3年前からお手伝いさせてもらってます。


<earth tree vision>

2009年に学校建設を始めて11年。
カンボジアのシェムリアップで
小学校を創り、幼稚園を創り、
そして今、新たな挑戦をしています。


幼稚園〜小学校、
そして働く場所や職業訓練所まで併設で、
その建築の全てを『竹』で創る
カンボジア初の循環型エコビレッジ。


ここで子どもたちは
どんな夢を描くのだろう。
どんな大人になっていくのだろう。
建築のデザインを観るだけで
ワクワクします。



この話をもらったのは3年前。
代表のかでさんから
「ちょっと相談したい」と連絡があり
壮大なビジョンを話してくれ、
ワクワクしながら聴いていると、最後に、
「教育担当をともちゃんにお願いしたい。」と。


本当にワクワクしたし、
声を掛けてくれたのは嬉しかった。

のですが、

「かでさんはまたとんでもなく大きなビジョンを掲げたなぁw(これは"ちょっと"の相談じゃないぞw)」

これが最初の印象でした。笑


私に出来るだろうか?と思いましたが
出来ることで力になりたいと思った。
だから答えはもちろん『YES』。


それに、
『代表が掲げるとんでもなく壮大なビジョン』には
どこかひとごとには思えず
なんだか心当たりがあります。
(あれ、誰かもそんな感じなのかな、誰だろう)



こんな書き方をすると、
暴君に見えるかも知れませんが

『代表が掲げる壮大なビジョン』を
成し遂げるのは代表1人ではありません。

出来るか出来ないかは、
そこに関わるすべてのメンバーにかかっています。


代表の仕事は、
誰よりもその「見たい世界」を
鮮明にイメージして、人に伝え、
仲間を集めること。

そして、
それを誰よりも信じて、
決して疑わないこと。

「私もその世界を見たい」と
集まってくれた人々に、
絶対にその世界を見せるまで
諦めないこと。

代表ひとりが出来ることなんて
本当にごく限られたことだけで
せいぜい1人分の仕事です。
(スーパー経営者さんは違うかもですが)

どんなに想いが強くても
うまくいかないこともあります。
うまくいかないことばかりです。
そんな時には誰だって、
「やっぱり無理かも」と思うことはあります。
そんな時にでも「絶対大丈夫」と、
メンバーを安心させること。

本当にこれくらいしか、
出来ることはありません。



こうやって、
自分の会社では見えないことが、
外からみると、よーく見えます。笑



いま、
代表(かでさん)はこれをやって欲しいだろうな、とか
いまこのチームに必要なのは○○だな、とか

自分の会社では見えないのに、
なんでだか良く見える。笑

反対に、
代表ではない立場でみると
「うちの代表はなんてぶっ飛んだ目標掲げてくれちゃってるんだw」なんて景色もよく見えます。
(ラボの人たちには怖くて聞けません笑)


それが自社の進め方や組織の在り方に
とてもいい作用を起こしてくれています。


複数のコミュニティで、
複数の役割を担うことで

仕事はもちろん増えます。

でも、どのコミュニティも
私の役割は「挑戦したい人応援する」こと。

ミライLABOでは、
子どもたちの挑戦と、
メンバーたちの挑戦に。

ミライデザインでは、
一歩踏み出したいママたちや、
子どもの笑顔を増やしたい人の挑戦に。

earth treeでは、
カンボジアの子どもたちと
代表のかでさんの挑戦に。


居場所は違えどやることは変わりません。

めっちゃいいね!
やれば出来る!
絶対大丈夫!
と無責任に言い続け、
言い続けることで責任を持ちます。

それが、
私のやりたいことや
在りたい姿の軸です。


複数のコミュニティに居場所を持つことは
人によって様々な目的があると思います。


場所ごとに新しい自分に出会ったり
キャラを変えたっていいし、
変えなくたっていい。


コミュニティは、
人と想いの集合体。

ひとりではできないことも
みんなで集まればできないことはない。

やりたいことをやるために、
見たい世界を見るために、
どうせなら「中でそれを創る側」に。
誰かにやってもらうのではなく、
自分たちで創る。

外からみる世界と
中で創る世界。



これを読んでくれているあなたにも
必ずコミュニティがあるはずです。

会社なのか、プライベートの仲間なのか
はたまた家族なのか。

そこには必ずあなたの役割がある。
役割のない人なんて存在しない。

この仕事にはなんの意味があるんだろう。
そんな風に思うことがあったとしても、
必ず、誰かを支えて誰かの笑顔を作っている。

どうかその場所が、
あなたらしさを出せる、
あなたらしさで輝ける
コミュニティでありますように。

ミライLABOでは、
10代の学生さんから50代のプロボノまで
様々な世代の人が
「こどもの笑顔を増やしたい」
という想いで集まっています。
関わり方も様々。
もし、「私も中で創る世界を見たい」と思ったら
イベントのお手伝いとかからでも大歓迎です◎
(1〜3月まで大型イベントをやります)
気になった方はHPからお問い合わせください◎

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