評価が真っ二つに分かれる「君たちはどう生きるか?」を観てきました。 これは、どの視点で観るか?によって、全然違う世界観になる映画だと思います。 客観的に見る立場で見ると「はあああ???」ってなる気がする!w でも、自分の潜在意識へ旅してみると、みんなあんなものである。 私が、長年ヒプノセラピーと呼ばれる催眠療法(1958年に米国医学会、米国心理学会、英国医学会で認められた療法)をしていると 幼少期や胎児期、もっと前の記憶だったり、時空を越えて、色々な時代の自分や親し
アリスとテレスの物語の出版記念イベント 「藍色の墨で描かれた原画展&マダム・イリーニのお茶会」 が、先週、東京で開催されました。 世代を越えて一緒に楽しめるイベントとなった 「マダム・イリーニからの招待状」 招待状を開いた中には、原画展をみながら 自分を探っていく体感型の問いが隠されています(^_-)-☆ 大人だけでなく、子ども達も一緒に参加してくれ 壁には、世代を超えた絵も並びました。 親子で心の知性×対話型芸術鑑賞を 楽しんでくださった方も多く いわ
クラファンで制作された「アリスとテレスの物語」の残り部数が、書店でも買えるようになりました! 少ない部数しか出回っていない為、1冊とかの本屋もあれば、複数冊置いてある本屋さんもあります。 東京のリアル書店でいいますと、新宿の紀伊国屋本店は一番多くあり 恵比寿の有隣堂、ジュンク立川・吉祥寺などにも置いてあるようです。 紀伊国屋、文教堂、啓林堂は比較的置かれてそうですが、全国的にみると1冊とかの書店が圧倒的多数です。 クラファン予算での重版は無理ですので、読んでみたい方、
<アリスとテレスの物語③の続き> レイの気品のある歩き姿のうしろをついて行くと、しばらく細長いクネクネとした道が続きました。いくつもの角を曲がって、どのくらい歩いてきたのか、わからなくなったころ、急にレイが立ち止まりました。 「ここです」 ハッと目を上げると突然、それまでとはうって変わって、明るく大きな空間が広がっていました。 それまでの薄暗い道との違いに驚き、急な明るさにびっくりしてアリスは思わず目をパチパチしました。そして、よく見ようと大きな目をさらに見開き、ぐる
そのころ、アリスは、テレスと会うたびに、親友が変わっていくのを感じていました。最近では、たまに丘の上のベンチに行っても、テレスは空や海を見ることもなく、宿題をしたり、誰かにメッセージをしたりとせわしなく動いています。なんだか笑顔もぎこちなく、どことなくやつれているようにも見えました。 「ねえ、テレス」 「ん?」 「あのさ……もしかして疲れてない?」 「そう見えた?」 「なんか近ごろ、前と違う感じがしてさ……」 「え、そうかな……?」 上を向いて少し考えてから、テ
アリスとテレスの物語①の続き その日を境に、その男たちは、積極的に町の中で活動をはじめました。とはいっても、全身黒ずくめではなく、街中では白いさわやかなトレンチコートを上に着ていました。 彼らは、まず大人たちの元へどんどん足を運びはじめました。にこやかに大人たちに近づき、たくみに話しかけます。男たちは、アリスとテレスのまわりの大人たちにも近づいていきました。 彼らは、国民のシアワセを向上させる国の政策として、「シアワセ向上プロジェクト」の評価測定を依頼されているのだと語
あるところに、海に面した、自然豊かな町がありました。 その町には、アリスとテレスという女の子がいました。 ふたりは小さいころからの仲良しで、なんでも話せる関係でした。親友と呼べる存在だったのです。 ただ、このふたりが似ているか? というと、そうでもありませんでした。 むしろ正反対と言ってもいいかもしれません。 アリスは、くるくるとカールがかかった髪で、よく笑う、友だちとおしゃべりするのが好きな 子でした。自分の思っていることを伝えるのが得意で、それに対してまわり
初めまして。オズとも子です。 私はアメリカの大学院でカウンセリングを学び、日本で20年以上にわたって、セッションやセミナーで1万人以上の人たちに会ってきました。 そこで思うのは「自分を見つめる」というのは、簡単そうで、とても難しいことだということ。 この世で一番近くて遠い場所、それは「自分の心の中」といえるでしょう。 そして、色々な場所へ旅行に行ったことはあっても、自分の心の中へ旅することなくこの世を去る人はたくさんいます。 この世で一番近くて遠い場所。 そこに入