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心が痛い、そう言えたとき

夏休みが終わって、ニ学期が始まって。
始業式の初日に登校した後、小学三年生の娘は、しばらく登校出来なくなりました。

お友達との関係性が、上手くいっていなかったこと
原因が分からずの仲間外れや無視
本当は一学期から、ずっと辛かったこと
教室にいるだけでも辛いこと
パパとママには心配をかけたくなかったこと

私)今日の学校はどうだった?
娘)楽しかった〜

いつもの会話、いつものやり取りでした。
でも、時折見せる寂しそうな横顔に、正直、違和感を抱いていたことも確かでした。が、その確信に触れることはありませんでした。だから、

何かあったら、伝えてね
パパもママも、味方だから
大好きだよ

それだけは毎日欠かさずに伝え続けました。

そして、心が痛くなったら、痛いなら、正直に言えば良い
誰も責めたりしない
学校に行くことだけが全てじゃない
休むことも時に大事
心の元気は体の元気なんだから…と。

そして、朝起きてきた時に、
「今日は心が痛いから学校には行かない」
そう本人が伝えてきました。

私は、すごくホッとして安心しました。

行くか行かないかは本人次第だからこそ、「行かない」という決断を本人がしたこと、そして「心が痛い」「不安」を直接口に出してくれたこと。

一週間ほど休んで、お家で一緒にのんびりと過ごしました。
私としても、一人で家にいるときよりも、ちゃんとお昼ごはんを作って食べるので、それはそれで健康にも良かったかな(笑)

その後、登校できるようになりました。
「明日から行く」という本人の宣言の元、今のところ登校できています。運動会も近いので、イベントに参加したい気持ちもあったのだと思います。

それでもまだ、夜は一緒に寝ています。
寝るときは、必ずハグをして、大好きな気持ちを伝えます。

娘が「もぅ一人でも大丈夫」と言うまで、甘えたいのなら甘えても良いのだと思います。
甘えたい時に甘えられる相手や場所があるということは、きっと心の平穏や健康に繋がると思うからです。

まだ小学三年生の8歳。
これからも、彼女の心と体の健康を大切に見守りながら、守り続けていこうと思います。

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