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このころ、 6月15日(土)

梅雨はいずこへ・・・?
この先2週間、雨の予報がほとんど出てないが・・・・おーい。

今朝は、お掃除しながら、「共感」ということの難しさについて考えた。

敬愛する養老孟司様が
「親子の間に必要なのは、愛情じゃなくて、共感だ」
と、言っていて、まだ子どもたちが小さかった私は、膝を打ったものだった。
でも、共感って、ある一定の距離を持たないとできないよなー、って最近思ったのです。

他人同士や大人同士、例えば、カウンセラーがクライアントに「しんどいよね、辛いよねー」と共感する時、そこには距離があるだろう。でも、親が、子どもの辛い心情を思うとき、ちょっと母親的には辛すぎて、自分に引き寄せ、なんとか問題を解決したいという気持ちが出てきてしまうのではなかろうか・・・
私はこれを「母性の弊害」とこの頃、呼んでいる(笑)

最近、アドラー心理学のゼミにオンラインで参加したりしてるんだけど、アドラーでは「ポジティブ感情」「ネガティブ感情」と名付けて、ポジティブ感情は「嬉しいこの状態が続いてほしい気持ち」、ネガティブ感情は「この辛い状況が2度ど起こって欲しくない気持ち」とカテゴライズしている。ネガティブ感情は、この状況をもう起こしたくないために、問題を見つけてそれを解決しようという気持ちが働くから、あまり負のものと捉えられておらず、逆にポジティブ感情は、問題に気づかない、問題を見つけようともしないから、ポジティブな人が近くにいるとイライラするらしい(笑)

ということを鑑みるとですね、相手の感情を自分のものとして捉えるあまりに、何もしないまま「しんどいね、辛いね」と共感することは、本人にとってもすごくしんどい。なので、アドラーが「課題の分離」というように、子どもの課題と自分の課題を分けて、距離を保ちながら「しんどいね」と共感する、これが正しい姿だと思うけど、これマジ難しいー・・・・と、子どもたちが成人してからも考えているオイラ・・・

でも、まぁ、頑張りたいなー(何を?)
と思っているトモ子です(虎に翼のナレーション風)

良い週末を!!


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