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表面的には人気者に見えても、本当は孤独な人の特徴

みんなから慕われ、人が集まっていて、一見、人気がある人は、孤独とは無縁、なんて思いがちだけれど、全然そんなことはありません。むしろ、孤独を感じている人が多いのです。

わたしは、仕事上、いろいろな立場の人と話をすることが多いです。経営者、社長さん、起業家さんにもよく会うのですが、話をしていると、孤独感が伝わってくることがよくあるのです。

心の距離を置いてしまう
一歩踏み込む、踏み込まれるのを避けてしまう
心から許しあえる人がいない

こんなふうに、心にバリアを張り、心から安心して繋がることに抵抗を感じてしまっているのです。人間関係の悩みは、ダイレクトに心にダメージをきたしやすいため、睡眠剤や安定剤、抗うつ剤を服用されている方もいらっしゃいます。

その人の周りには人が集まっているので、表面的に見る限りでは、孤独を感じているなんて、想像もつきません。

では、人が集まっているのにも関わらず、どうして孤独感を感じてしまうのでしょうか?原因はいくつかありますが・・・

原因①、自分の弱みを見せず、強みばかりを強調する
原因②、心の底では、人と深く繋がることは、どうせ無理だと思っている
原因③、スキルや肩書きなどの外面要素だけで、人が集まっている

もう少し、詳しく書いていきますね。(^^)

まず、原因①、自分の弱みを見せずに、強みばかりを強調する。

「わたし、こんなにすごいの」「これが得意です」というように、ここぞというときに強みを主張するのはいいのですが、いつもいつも強みを主張するのは、正直、痛いですし、若干ウザいと思われるかもしれません。

ダメなところ、できないこと、というのは、マイナスポイントではなく、ただの特徴であり、個性でもあるので、過剰に否定する必要はないと思います。自分の弱みを出せない、意地でも隠してしまう、というのは、自分自身が、弱みを過剰に否定し、受け入れられない、許せない状態だからです。自分自身に対して、弱みを受け入れることができないと、他人に対しても同じように、弱みがあるのは許せない!という態度をとってしまいがち。無意識のうちに、相手を責めていたり、見下げたりしてしまうことにもなりかねません。

弱みを過剰に気にし、ネガティブに捉えてしまっている場合は、意識的に、もう少し、許すという心の広さを持てば、柔らかさ、優しさというのが出てくるはずです。

次に、原因②、心の底では、人と深く繋がることは、どうせ無理だと思っている。

これは、無意識的に、人と深く繋がることに、諦めモードになっているんですよね。どこか、恐怖心を持っていることが多いです。

深く繋がると、自分が傷つくかもしれない、または、相手を傷つけるかもしれない・・と。この恐怖心は、過去からのトラウマによるものが多いです。過去のトラウマは記憶に残っているものだけではなく、忘れて記憶にはないものも含まれます。恐怖心は、気づいたら手放す、大丈夫、と決め直すことが、一歩を踏み出すことを後押ししてくれます。

最後に、原因③、スキルや肩書きなどの外面要素だけで、人が集まっている。

人が集まっているのは、何に魅力を感じて集まってきているのか、というのが大事です。その人の内面要素で集まっているのか、それとも、外面要素に惹かれて集まってきているのか。

スキルや肩書き、容姿、というのは外面要素ですよね。外面要素を目的とする場合は、心のつながりは無くても繋がれます。しかし、長続きはしません。目的のものやメリットを手に入れたら、人は離れて行ってしまうのです。

例えば、「楽して痩せる方法を教えます」というので人が集まったとしても、心の繋がりがなければ、そのノウハウを手に入れたら、人は去っていきます。人が離れていくのですから、孤独感を感じるわけです。

内面要素で繋がった人というのは、その人そのものを見て、好きになっているので、関係性が長続きしやすくなります。そうすることで、孤独感も、解消されていくのです。

私たちは誰でも、人の温もりを感じたい、心から信頼し合いたい、と望んでいるもの。だけど、現実では、孤独感を感じている。理想と現実の不一致が、心を悶々とさせるのです。

ちょっぴり、自分の心に変化をもたらしましょう。自分を信頼すること、相手を信頼すること、そして、未来を信頼すること。

大丈夫。必ず未来は良くなるから。

未来を創っていきましょう!(^^)/


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薬を使わずに、元気なココロとカラダをつくる

薬剤師・催眠心理セラピスト 大西智子

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