愛する人を守りたい・・・だから、強くなれる

毎年、８月のこの時期は、戦争に関することがメディアでも取り上げられるようになりますね。命の重みを、心にずっしりと感じます。そして・・〝思い〟を感じます。

大切な家族の幸せを願う思い。

平和を願う思い。

日本がいい国になってほしいという願い。

私は、鹿児島の知覧に何度か訪れたことがあって、知覧特攻平和会館には、特攻隊の方たちの遺書（実物）が展示されています。遺書に書かれているのは、愛する家族への思い、守りたいという思い。親への感謝の気持ち。平和や自由、希望のある世界になることへの願い。

自我欲なんて、誰も書いてない。自分さえよければいい、みたいな思考の人は、誰一人いない。

自分のことよりも、大切な人、愛する人、家族を思っている。

それが、すごく伝わってくるのです。

愛する人を守りたい・・だから、強くなれる。

愛する人がいるのは、本当に幸せなことだなー、と思います。私たちって、自分のためだけじゃ、なかなか本気になれないし、勇気も力も出せない。出せても、たかだか知れてる。

もしかしたら、「誰かのために」という言葉は、きれいごとのように思うかも知れない。でも、意識を変えてみれば、実感できるかと思う。

例えば、仕事。

自分が稼ぎたいから、収入になるから、生活のためだから、という思いでやるのと、お客さんやクライアントの方に喜んでもらいたいから、という思いでするのとでは、仕事の楽しさや質は、全然変わってくるもの。

「どうすれば、相手が喜ぶだろう」

「どうすれば、相手が良くなるだろう」

そんなふうに、愛する人、大切な人、守りたい人、救いたい人に、向き合って行こう。

そして、人の喜びを感じられる心があると、最高に幸せなんだ。

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薬を使わずに、元気なココロとカラダをつくる

薬剤師・催眠心理セラピスト　大西智子

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