美しい人になる必要条件
明けましておめでとうございます🎍
本年も宜しくお願い致します⛩
2021年の三が日もあっという間に
過ぎてしまいましたね。
どんなお正月をお過ごしでしたか?
私の方は
もっと早く記事をアップしたいと思いながら
年頭に書くことに想いを巡らせれば
巡らせる程、行動に移せていませんでした(汗)
何日も考えた結果「自戒」の意味も込めて
「禅が教えてくれる美しい人をつくる『所作』の基本」
(枡野俊明著 幻冬舎)から少し引用させて
頂くことと致しました^^
あなたは「美しい人」と聞くと
どんな人を思い浮かべますか?
人気の有名女優さん
お気に入りの役者さん
旅で出逢った一期一会の人
行きつけのお店の気の良いご主人
人生のパートナー
これは主に外見からの印象です
人それぞれだとは思いますが
著者は
「そもそも人の『美しさ』とはなんだろう?」という章の中で
外見はハッとするほど目を惹いても所作がだらしなかったり、言葉がぞんざいだったりしたら、たちまち美しさは剥がれ落ちてしまいます。いかにもとりつくろっている、という印象を拭えません。
内から滲み出る美しさ。本物とはそういうものでしょう。こればっかりはファッションやメイクといった”借り物”ではどうにもなりません。それは生き方、生きざまを反映するもの。なまみの人間性を問われるものだからです。
いきいきと生きる、ヒントはそこにありそうです。そのために不可欠なのが前述した「三業を整える」ことです。つまり内面の美しさを手に入れる鍵は「所作」なのです。まず、所作のもっとも基本になる「姿勢」を正しましょう・そしてしっかり「呼吸」をする 略 姿勢や呼吸は、生き方と密接につながっているのです。
そして次の章
「所作・呼吸・心は三位一体、イライラしている人に所作の美しい人はいない」の中で
禅には「調身、調息、調心」という言葉があります。禅の修行の根本である坐禅の三要素とされるもので、順に姿勢を整える。呼吸を整える、心を整える、ということです。この三つがそろうとこころやすらかな境地に至ることができるのですが、それほど「姿勢」と「呼吸」と「心」は深くかかわり合っています。
略
逆にいえば、所作が整わなければ呼吸も整わないし、呼吸が整わなければ心も整うことはない、ということになります。この坐禅の三要素は、そのまま美しい人になる必要条件だ、と私は思っています。
話が前後しますが、ここで、「三業」について説明の部分です。
仏教は「三業」を整えよ、と教えます。三業とは「身業」「口業」「意業」の三つ。つまり「身」(体)と口(言葉)を整えて生活することで、よい縁を結ぶ条件がそろう、というわけですね。
略
一番目の「身を整える」とは所作を正しくする。ということ。
略
次の「口を整える」とは、愛情のある親切な言葉を使うことです。 略 この人にはどんな言葉で伝えたらいいのだろう?それを常に考えていくのが口業を整えることになります。
最後の「意を整える」とは、偏見や先入観を拝し、1つのことに囚われることなく、どんな時も柔軟な心を保つことです。禅ではこれを「柔軟心」と呼びますが、喩えるなら、空に浮かぶ雲のように形も流れも全くなく自由自在な心。といっても良いかもしれません。
略
いつも三業を整えるという意識を持って生活する。その積み重ねが、私たちの人生を実りの多い、さらに人々から祝福されるものに変えてくれる、といっていいでしょう。
私たちは、日々生活しているだけでも、色々な不安やストレスがつきものですね。特に昨年からはコロナ禍の状況が毎日繰り返し報道されています。
そんな中でも
毎日の所作を正しくし
愛情ある言葉遣いをし
1つのことに囚われることなく柔軟な心を持つこと
それらが美しい人をつくり、よいご縁を持てるということ。
やはり実り多い人生を望む私たちは、常に意識していきたいものです^ ^
最後までお読み頂き有難うございます。
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