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したいからする! そこに見返りはいらない

誰かに裏切られるのは、何かを期待しているから。
そうしたいからする。
そうすることそのものが、自分の幸せ。
そこから幸せの共感が起こる。
反報性の法則とかを持ちだして、
見返りを求めるなかれ。


「こんなにあなたに尽くしたのに!」って、
恋愛ドラマや会社員ドラマにおいてはおそらくまだ健在の言葉だと思うのですが、これ【言いがかり】に過ぎません。

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「何十年もあなたのことを思って尽くしてきたのに、浮気するなんて!」
「これだけ身を粉にして会社に尽くしてきた私のことをクビにするなんて!」

シチュエーションは違えど、そこに起こっているメカニズムは同じ。
【自分で自分を大切にしていないから、
 周りの人も自分を大切にしてくれない】です。

普段から思考優位で生きている人の場合、
人間として感じる素直な欲求にすら「NO」を出しがちです。

「あ!このポテチ食べたい!」⇒「でも添加物が…」
「なんか眠たい~」⇒「でも家事をしなくちゃ…」
「あ!この男性ステキ!」⇒「いけない、いけない。私には旦那がいるわ…」

そうやって自分の根源的な欲求に対して「NO」を言い続けていると、
肚の声(女性は子宮の声)は拗ねます。

その【肚の声が自分に対して出している不満感】
が外側の世界に投影された時、
【自分が外側の世界に対して抱く不満感】
として映し出されるのです。

なのでパートナーから、
裏切られる、
冷たくされる、
自分のことを大切にしてもらえない、
という不満感を持っている人は、
まず何を置いても
【自分で自分を大切に扱っているか?】
に目を向けること。

さもないと、あくまで自分の中で起こっている不満感が
映りだされただけなのに
その外側の世界に向かって吠え続けるだけ。

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吠えてすっきりするけど三歩歩いたら元の不満世界へと
舞い戻るという負のループに入り込んでしまうのです。


逆に自分の肚の声に素直になる、
自分で実現していってあげる、
を丁寧に実行していくと
【肚の声と自分の意識(思考)】が両思いになってきます。

そうすると
【自分で自分を大切に扱っているのと同じように、
 周りの人も自分のことを大切に扱ってくれる】
ように変化していくのです。


この、
工程①:【自分の肚の声】に基づいて行動した結果、
    自分は自分にとって心地良いことをしているので満足する

工程②:工程①がパートナーにとって最適な行動になっていたり、
    嬉しいポイントになっていたりする
という満足感の共鳴がパートナーシップ間で
行われるようになっていきます。

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パートナーシップの現場においての具体例で言うならば、
料理好きな女性が楽しんで料理をする。
食べるのが好きな男性はご機嫌に食べる。
食事が終わればご機嫌に皿を洗ったり、
楽しく子どもと遊んでくれたりする。

という【二人ともお互いが好きなことをしているだけで、
二人ともご機嫌】な状況のことです。


よく【返報性の法則】を持ち出して、
「人から優しくされるためにまず人に優しくしましょう」
と言う人がいらっしゃいますが、
ものすごく単純な話、疲れていたりいじけている人が
本当に心から人に優しくできるわけではありません。

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自分が疲れている状態で人に優しくして、
人に見返りを求めたところで、優しくされても
「それは私が最初に優しくしたからでしょ?」といじけますし、
優しくされなかったとしてもいじけます。

つまりは、いじけているという現実は何一つ変わらないのです。
よしんば「人に優しくしたら優しくされた!」と喜んだとしても、
今度は「じゃあまず自分のことよりも人のために行動しよう!」
と極論に達してしまって、
その後【自分の肚の声】を押し殺して人の喜びのために
行動し続けて疲れてしまうこともままあることなのです。

だからこそ、まずは日常生活のささやかな行動ひとつひとつに意識を持ち、
「これは私がやりたいこと?」
「義務感から、罪悪感から行動してないか?」
と自分に問いかけることが必要になるのです。

その葛藤の段階を抜けて
ただ無邪気に自分の好きなことに夢中になっている時、
勝手に人のためになっているし、
勝手に喜んでくれる人がたくさん現れ出すのです。

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☆外側の世界に不満感を抱く人ばかりなら、
 自分の中に原因をさがしてみる


~30代女性のための心と体の健康アドバイザー~

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