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#156 プレスリリースを社外ライターが書く強み

今回は私がプレスリリースを書くときに意識していることをお話しようと思います。


過去に書いてきたプレスリリースはポートフォリオをご参照ください。


1.外部ライターが書くことの意味


プレスリリースは去年から何度か書かせていただいています。


いちばん多いのは、柏市の建設会社「株式会社クリエすずき建設」さまです。


PRTIMESさんのサイトで配信後2時間のアクセスランキングである「旬速」部門で何度か上位ランクに入れていただいています。



また、TV、業界紙をはじめとする各種媒体に(クリエすずき建設さまが)取り上げられたこともありました。今も「プレスリリースを見ました」と問い合わせ電話が来る、と社長からうかがっています。


多くの企業さんの場合、社長(や幹部の方)や(広報担当の)社員さんが書かれることが多いのかな、と思うのですが、外部ライターだからこそ、の強みもあるかな、と考えています。

○ 第三者目線で魅力を伝える


それは、なんといっても「第三者目線で魅力を伝えられる」ことです。


新たな商品・サービスをリリースする際には、そのコンテンツが生まれたきっかけがあり、長い時間検討・修正を重ねて、ようやく商品化されるのだと思います。


その「そもそも」の意味や、誕生秘話など、読者が知りたいと思うことを客観的に書ける、ということです。


開発のプロセスの中で、社外で何度も話していると、感動が薄まる、というか「これって誰か知りたいの?」という対象になっていきます。


外部の人からしてみたら、「(似たような商品・サービスであれば)そういう想いを持った企業さんに依頼したい」という部分です。



つまり、プレスリリースの中でもしっかりと「企業理念」やその「企業さんの魅力」を伝えること意識しています。


わからないときには、また、しつこいくらいに私が質問させていただいています。その度に、しっかりと答えてくださる社長が忍耐強く、(丸投げでなく)協力してくださることも、ランキング上位に食い込む要因になっていると思います。



○ 着地点が明確になる


また、プレスリリースだと「発表」という意識が強くなるためか、「着地点」が見えないリリースがたまにあります。


「発表すること」が目的になっているのです。多分、社内の方が書かれたのだろうなぁと思います。


プレスリリースに限らず、私が企業様の文章を書かせていただくときには、「着地点」を明らかにする、ということを意識しています。



言い換えると「読んでくださった方の次のネクストアクションを明確にする」ということです。


例えば、イベントならば、申し込み要項をしっかりと記載する。新サービスのリリースならば、ビフォーアフターを明確にして、申し込み先や、サービスのリリース開始日、購入できる場所などを明確にする、などです。


以前、別の会社さんのプレスリリースを読んでいたとき「あ、これいいな。欲しいな」と思ったのですが、どこで買えるのか、いつから買えるのか、が記載されていませんでした。すごく残念でした。



2.タイトルとキャッチ画像


○ タイトル



プレスリリースに限らず、タイトルはめちゃくちゃ重要です。


PRTIMESさんの場合、サイトに掲載されるだけでなく、メールでも各社に配信されます。そのメールで、自社の媒体に転載していただけるかどうかが決まります。


ですので、担当の方がクリックしてメールを(しっかりと)見てくださるかどうか、は「タイトル」によって決まる、といっても過言ではありません。


なので、パッと見てわかる、クリックして続き(内容)を読みたくなる、ようなタイトルになるように表現に工夫をしています。


例えば、
・墨付きかっこ(【 】)を使って、地域・カテゴリー・ターゲットなどを明確にする
・重要なキーワードはタイトルの冒頭に配置する
・一番伝えたいことは、(PRTIMESさんの場合)冒頭のサマリーにまとめる
など。


読みやすさ、見やすさ、を工夫して、続きを知りたい、もっと知りたいと思ってもらえるような文章になるのが理想です。


○ キャッチ画像でプレスリリースの世界観を表現する


文章と同じくらい伝えられることも多いので、画像もしっかりと使っていきます。 


中でも、キャッチ画像はとくに重要です。


もちろん、タイトルやサマリーも大切なのですが、楽しそうな画像だと、やはりついクリックしてしまう傾向があると思います。


クリエすずき建設さんの場合には、キャッチ画像は社長が作ってくださっています。


どういうイメージにするか、というのは一緒に打ち合わせをさせていただいています。


実証はできないのですけれど、キャッチ画像の作り方の違いで、ランキングに影響があった(と思われる)ことを考えると、(プレスリリースの内容もさることながら)キャッチ画像もしっかりと作り込みをしておくに越したことはない、と考えています。



3.代表者のプロフィール


ここは、毎回同じで特に修正はしていませんが、クリエすずき建設様に関しては、社長のプロフィール作成にはかなり力を入れました。


当代の社長が先代から継承される時のストーリーがなかなか衝撃的で、そこからのエピソードがまたドラマチックでした。


プレスリリース自体は、メディアがターゲットになります。ただ、PRTIMESさんに関しては、配信したプレスリリースが他のサイトに転載していただけます。


なので、メディアだけでなく、一般の消費者の方にも届くところが大きなメリットの一つかなと思います。



初めてプレスリリースをライティングさせていただくことになったとき、こちらの本を何度も何度も読み返しました。また、必要なところはマインドマップなどに書き出して、研究しました。


プレスリリースがきっかけで、TVの情報番組「イット」の取材で社長がVTR出演されたり、Google検索でも上位表示されるようになったので、一定の成果が出ているのかな、と思っています。


まだまだ 力不足のところ 伸び代が多いと思うので、もっと精進していこうと思います!

今日はここまで。所要時間は途中でタイマー止めちゃったので、不明。
多分、30分くらい。
今回も読んでくださって、ありがとうございました!

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