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#159 最近読んで面白かった本

まだ読んでいる途中なのですけれど、ちょっと面白いなと思っている本(小説)についてお話します。

1.ライトノベルで「知的財産部」?


今、読んでいるのは、奥乃桜子さんの【それってパクリじゃないですか?〜新米知的財産部員のお仕事〜】(集英社オレンジ文庫)というライトノベルです!


去年から、奥乃桜子さんの【神招きの庭】というシリーズものの小説を読んでいます。日本でも中国でもない架空の国で、古代っぽい時代設定のファンタジーです。

【それパク】と同じ「集英社オレンジ文庫」から出ていますが、こちらの方が「ライトノベル」然としている感じです。
恋愛もの…と捉えて読んでいると、「二藍は結局『ダメンズ』で、綾芽はそれに振り回されているだけなんじゃないの?」と思ってイライラしてしまいます(爆)
先日最新刊の8巻が出て、次巻完結とのことで、楽しみにしています。

それはおいといて、【それパク】は、【神招き】とはまったく毛色が異なる、現代の日本。しかも中小企業っぽい飲料品メーカーが舞台です。


扱う内容が「知的財産権」ということで、ライトノベルにしてはなかなか堅いテーマを扱っているな、と思っていました。


書店で何度も目にはしていましたが、いまいち手が出なかったのは、「特許」というものに苦手意識(だって難しそうじゃん!)があったから。


ところがどうやらドラマ化されるってことで、興味を持ちました。


2.「べんりし」は「便利屋」さんではない


ドラマ版のキャスティングは、主人公の亜季ちゃんに芳根京子ちゃん。本社から出向し、亜季ちゃんの上司であり、弁理士の資格を持つ北脇には、ジャニーズWESTの重岡大毅くん。

小説とドラマの脚本とは少し変えてあるのが普通ですよね。


みんなが楽しみにしているであろう「北脇のデレ」は、放送3回終了時点ではまだ封印されているようです。


今まで、「弁理士」が主人公になったドラマって見たことがなかったし、小説も読んだことがありませんでした。


「弁理士」のお仕事って、本当はもっと複雑で細かいプロセスを経るものなのだと思うのですが、ドラマではサクッと触れる程度(おそらく、全ての職業がドラマの中ではそんな風に描かれるのでしょう)。


…であるが故に、サクッと見れるし、小難しいことはおいといて「自分ごと」で見れます(社長の一言で社員が振り回されたりとかw)。


「べんごし」と聞くと「弁護士」が出てくる人がほとんどだと思うのですが、「べんりし」だと、「弁理士」が出てくる人は意外と少ないのでは?
「便利」屋さんかなにかなのだろう、と思う人は割と普通に多い気がします。


私は「弁理士」という漢字も職業も知っていますが、「何をする人か」は知りませんでした。



弁護士資格を持っている人が会社員として企業内の法務部で業務をこなす、って聞いたことないんですけど、弁理士はあるってことなんでしょうか?


今まで、特許だけでなく商標や意匠など、「知的財産権」に関してゆるゆるだった亜季ちゃんの会社が、北脇さんの出向によって、ばっさばっさと斬り倒され(改善され)ていきます。



知的財産権は、誰かの「カタチあるもの」を奪ったり借用したり、というものではないので、とってもわかりづらい。ともすると「知らずに権利侵害をしている」可能性もあります。


大手の企業だと、個人相手にあまり細かいことを言わないことが多いので、「OK」なのだと勘違いしている場合も多いですが、肖像権や著作権なんかは注意が必要です。


フリーランスはとくに注意が必要な領域だと思うのです。ライトノベルとはいえ、大まかなことはわかるので、フリーランスには必読の書と言えるかもしれません。

3.おまけ:キャストにツボる


そんなわけで、知的財産権をめぐるストーリーを小説にしている、というのでなかなか面白いです。 大手飲料メーカーの知財部の新人さんに「参考図書」として配布されたこともあるそうです。


ネットニュースの情報ではありますが、このドラマ、滑り出しがいまいちのようで。


わからなくもないのですが、個人的にはキャストにめちゃくちゃツボっています。

亜季ちゃんが所属する知財部の部長には野間口徹さん


岡田准一くんが主演のドラマ【SP】で初めて知った役者さんです(昔はドラマもよく見ていた)。陰キャな役が多いのですけれど、こんなふうに「ほんわか癒し系」みたいな役も私は好きです。


北脇の過去を知る弁理士事務所の所長には、ともさかりえちゃん。


ドラマで見るのはお久しぶりな気がしますが、「ちゃん」をつけてしまうくらい、私の中では、19歳くらいのイメージ。亜季ちゃんをお子ちゃま扱いする役なのですが、「いやいや…(あなたも可愛いです💦)」という感じ(笑)


同じく「お久しぶり」な気がする常盤貴子ちゃん。もう、「愛していると言ってくれ」で止まってます(笑)割と貫禄のある開発部部長で、若干違和感(いい意味で)


で、爆弾級にツボったのが、営業部の松尾さん役の高橋努さん。


覚えていますか? 映画「わたしの幸せな結婚」で美世ちゃんのお父さん役をされていたんです。



でもね、その時も「どっかでみたことある…けど、思い出せない」という感じでめっちゃくちゃモヤモヤしてたんです。


今回、はっきりわかりました!!!

【クローズZERO】(「クローズ」シリーズ結構好き)に出てるやーーーーーーーん!!!!(サムネ画像の左端)
鈴蘭高校の牧瀬役。得意技の頭突きが炸裂していました。



自分の高校時代とは全くかけ離れた世界観なのですが、当時流行っていたいわゆる「ツッパリ」とか「不良」みたいな世界線が懐かしいのでしょうね。


いやー、役者さんってすごいっすね。
ずっと気になっていた美世ちゃんのお父さんが、鈴蘭の牧瀬をやっていた俳優さんだとわかって、めちゃくちゃスッキリ!


もう一回【クローズZERO】を見直したい勢いです!


あれ? 本の紹介…。


ま、いっか💦


今日はここまで。所要時間はもう全然わかんない!
多分、あっちこっちのサイトにとんで40分くらい?

しっちゃかめっちゃかになりましたが、
今回も読んでくださって、ありがとうございました!

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