![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/41646821/rectangle_large_type_2_f97be6d2f992f3437f072a90315c88ec.jpeg?width=800)
もっと深く考えられるように、マーケターの筋トレワークシートの思考補助視点を解説!
マーケティングトレース『マーケターの筋トレワークシート』を公開させて頂いてから、こちらが標準のトレースシートになっています。
ワークシートがあることで、マーケティングトレースに取り組みやすくなったよ!という嬉しいお声を頂くことも増えました。
こちらのシートをもとに社内勉強会を開催して頂くこともあるようです!
ワークシートの課題も
一方で、ワークシートだと『フレームワークを埋めて終わってしまう・・』『もう少し詳細の思考プロセスが理解できると嬉しい・・・』とご意見頂くこともでてきました。
たしかに、ワークシートは無理矢理1枚でまとめているので抜け落ちてしまうものがたくさんあります。
もう一つ踏み込んだシート
マーケティングトレースで活用するフレームワークに思考の補助を入れています。
基本フレームワークそれぞれ下記視点を意識してみると、きっと分析しやすくなります。
①PESTは最初に『視点』を洗い出す
②競合は業界/価値の『定義』をする
③ターゲットは複数カテゴリー考える
④ポジショニングマップは競合と軸を整理してから描く
⑤4Pは顧客価値とセットで考える
⑥成功要因は経営資源と一緒に考える
⑦CMOだったら仮説は2パターン考える
番号は、マーケティングトレースワークシートの各フレームに紐づいた番号です。
![画像7](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/41646897/picture_pc_60777e4fc2a8e238634b60d9d99106c4.png?width=800)
①PEST分析は最初に『視点』を洗い出してから考える
最初に『キーワード・視点』を洗い出すだけでも思考しやすくなります。
![note_マーケティングトレースの考え方.001](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/41646196/picture_pc_f05077551b874571a9ad140bb52c9379.jpeg?width=800)
②競合は業界と価値の『定義』をしてから考える
競合を考えるときに、『定義』を書き出しましょう。
![note_マーケティングトレースの考え方.002](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/41646228/picture_pc_e5e4a3f7611d3cdb55dda3d4dbd40615.jpeg?width=800)
③ターゲットは複数のカテゴリーを考える
ターゲットのカテゴリーは一つではないので、複数出して、それぞれのターゲット属性について特性を考えてみるとスムーズです。
![note_マーケティングトレースの考え方.003](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/41646280/picture_pc_4b6f0732bff5d72535acc8c8ffc3a92c.jpeg?width=800)
④ポジショニングマップは競合と軸を整理してから描く
ポジショニングマップをつくる前は、競合と軸の候補を洗い出してから考えるとスムーズです。
![note_マーケティングトレースの考え方.004](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/41646334/picture_pc_493faff049b2f0acfe0e0193f70319e7.jpeg?width=800)
⑤4Pは顧客価値とセットで考える
マーケティングミックスは、それぞれ何をやっているか?だけではなく、『顧客視点』でどうか?を考えてみましょう。
![note_マーケティングトレースの考え方.005](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/41646353/picture_pc_a6136d3b3a33eb484641e03f383c1e8e.jpeg?width=800)
⑥成功要因は経営資源と一緒に考える
成功要因は『独自の経営資源が何か?』という問いと向き合うと整理しやすいです。
![note_マーケティングトレースの考え方.006](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/41647149/picture_pc_f55ee9585155c7d0bb9d7ef93204cc1d.jpeg?width=800)
⑦CMOだったら仮説は2パターン+経営インパクトを考える
自分がCMOだったら?は、2パターンを考えて、それぞれの実現方法や経営のインパクトまで考えてみましょう。
![note_マーケティングトレースの考え方.007](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/41646402/picture_pc_4125afa1cf1bcbaa4df92e10e06df124.jpeg?width=800)
フレームに補助があると思考しやすくなるはず
フレームワークは、そのフレームだけ示されても思考しにくいですよね。
ポイントは『どの視点で思考するか?』を理解することです。
最近パーソナルジムに通うようになったのですが、筋トレするときも『ここ意識して』と言われるだけで動き方が変わるなと実感しています。
マーケターの筋トレも、上記に示しているような『補助視点』を意識して取り組んでみてください!効果が倍増するはず・・!
※Googleスライドは限定で公開させて頂きます!
ダウンロードしてご活用ください!