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ブランディング

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ブランディングのヒントをまとめているマガジンです。
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#マーケティング

ブランド戦略もトレースで学べる-ブランディングトレースのワークシート大公開!-

ブランディングを学ぶとなったら何から学びますか? ・クリエイターの書籍やセミナー ・ブランド戦略の書籍 ・フォトショップやイラストレーターの解説本 学ぶ選択肢は無数にありますね。 そして、どの手法も実践できれば効果的だと感じています。 でも、誰もが感じたことがあるのではないでしょうか・・・ 結局ブランドって何なの?学んでみたものの、ブランドは「世界観」のこと?なんなの? となる方も多いのではないかと思います。 それだけ『ブランディング』は多様な解釈が多く、掴みに

バルミューダの魅力をジョブ理論で分解してみる

12月に東証マザーズに上場が決まったバルミューダ。 本日は、バルミューダの魅力を『ジョブ理論』のフレームワークを活用して深堀りしていきたいと思います。 自然の風を再現する扇風機や、2万円超の高級トースターのヒットで、国内家電市場に風穴を開けたバルミューダ(東京都武蔵野市)が12月に東証マザーズに上場する。電機大手の家電が海外で売れず、国内に照準を定める中でも、外資を含めキラリと光る専業メーカーは増えつつある。先駆者となったバルミューダの上場は家電市場の一つの転換点とも言え

スペシャルインタビュー【ベンチャー企業のマーケティング戦略を読み解くための『マーケティングトレース』】前編

FUNDINNOインタビュー企画、前回の「会計」を中心としたベンチャー企業分析に続いて・・・・ 第二弾はなんと!「マーケティング」がテーマ。私、日本クラウドキャピタル CMO向井としても気になるテーマです。そこで、このテーマにぴったりの方にお願いしました。 7,000人を超えるマーケターが集まるコミュニティ「マーケティングトレース」を運営する黒澤さんに「ベンチャー企業のマーケティング戦略を読み解く」をテーマにインタビューさせてもらいます。 黒澤 友貴(くろさわ ともき)

「特定のチャネルで1番になる」ことのメリット

何か新しいことを広めたいと思った時に「特定チャネルで1番になる」戦略を考えてみてください。 これは、シンプルに実行しやすく、立ち上げ期やスモールブランドにはおすすめです。 特定のチャネルとは、オンラインであればSNSや特定のモール、オフラインであれば特定の売場のことです。 noteで有名な○○ Twitterで有名な○○ ドラッグストアで見かける○○ etc このブランドといえば「このプラットフォームで有名な〇〇だよね」と想起されることは、一つの生き残り戦略だと考えて

個人SNS運用は「量」と「質」をコントロールする-個の時代と言われる中での発信作法-

最近、組織の中で「個人SNS活用」を推奨する動きが当たり前になってきていますね。 環境が変わっているので、当たり前と言えば当たり前の変化ですよね。 個人SNS運用は、リスクではなく「必要だからやるべきこと」に変わってきています。 よくいただく質問このようなご質問頂く機会も増えてきたので、個人におけるSNS運用ポイントをまとめました。 個人SNS運用で成果を出すために「発信の量」と「発信の質」の2つをコントロールするをテーマに解説していきます。 1. 何よりも「量」が

地方・中小企業はLINEと上手に付き合えると良いのでは?

LINEの信用スコア融資に関するニュースが出ていて、非常に興味深く読みました。 少し前の記事も読むと、 LINEの信用スコアは500万人が登録しているとのこと。 直近のLINEの動きを見ていると、 LINEは金融、医療、行政などの生活インフラとして根付くための動きを強化していることがわかります。 医療分野はエムスリーとの提携をして、オンライン診療のプラットフォーム化に向けて動きを進めています。 LINEヘルスケア、全国の医師に向けて、LINEビデオ通話を活用した 「オ

なぜ広告なしで50万人のフォロワーが集まるのか? 「映え」より「なじむ」で熱狂を生む、インスタマーケの最前線

VAZ代表の森泰輝が、識者との対談を通じて「SNSマーケティングの真髄」を探っていく連載ブログ「森泰輝のSNS道場」。今回の対談相手は、インスタグラムのマーケティングに強みを持つ株式会社FinTの大槻祐依さんです。 FinTは運営する自社メディア「Sucle(シュクレ)」のInstagram総フォロワー数が50万人を超え、運用を代行するアカウント数は50を突破。大槻さんは、若者の心を掴んで離さない“熱狂を生むインスタマーケ”の第一人者です。 そんな大槻さんに、Instag

BtoBマーケティングにおけるnoteの活用法と受注まで繋げる秘訣を徹底解説

以前他のnoteでもお話ししたが、私は広告費ゼロで自社のマーケティングを行なっている。 しかもリード獲得の大半が社員のnoteや会社の公式note(pro)経由である。 そして、先日もnote経由で受注した。 おそらく、noteで大量のリードを獲得し、コンスタントに受注に繋げている企業は、日本に弊社くらいしかいないだろう。 実際私自身、今年に入って100本以上のnoteを書いているので、note×BtoBマーケティングに関してかなり知見は溜まっている。 では、な

トロピカーナのリブランディングの失敗事例から見る消費者視点

今回は、アメリカ生まれのオレンジジュースが有名な「Tropicana(トロピカーナ)」のリブランディングの失敗例をご紹介します。Twitterでバズったのでnoteでも転載しますw トロピカーナは、2008年に有名広告代理店「Arnell」を採用し、大幅なパッケージのリブランディングを計画しました。5ヶ月間のデザイン作業、ローンチキャンペーン、そして$35Mのマーケティング費用を費やしました。その結果、20%売上ダウン(約$20M分)と大失敗し、その30日後に今までデザイン

ゲームチェンジは内側から起こるのではないか?

日経新聞の「Game Changer」という連載を読むのが最近の楽しみです。 新型コロナウイルスにより、全ての業界でゲームチェンジがおきようとしています。 連載を読みながら、ゲームチェンジを起こす人はどんな思考をしているのかと考えていました。 そこで感じたことをまとめてみました。 ゲームチェンジは綺麗な戦略からは生まれない連載を読んでいて感じるのは、ゲームチェンジは綺麗な戦略からだけでは生まれないということです。 綺麗な戦略のイメージは下記です。 ●一般的な戦略の

不況で伸びているブランドは不況前から準備をしていたはず

コロナが落ち着く気配は今のところありませんね。 最近、不況に強い企業に共通していることは何か? とずっと考えています。 こちらの記事を読み、当然そうだよな、でもできなかったよな、と考えさせられました。 記事の内容は、ケンタッキーやマクドナルドがコロナ不況の中でもデリバリーを中心に業績を伸ばしているとのことです。 ケンタッキーは、前年同月比13%増。 なぜケンタッキーやマクドナルドは不況でも順調なの?たまたまでしょ。というコメントがNewspicksにも多くありました

ブランディング戦略をトレースするワークシートを作成しました! #ブランディングトレース

公開して大好評だった誰でもマーケティングトレースを実践できる1枚フォーマット(ワークシート)。 型があれば実践しやすい!アウトプット出しやすい!と嬉しいご感想をたくさん頂きました! フォーマットはこれからも増やしていきたいと考えており、今回第二弾を作成してみましたので公開します! ブランディング戦略をトレースする、名付けて #ブランディングトレース ※ブランディングトレースの最新ワークシートはこちらのnoteで公開しています! ブランド戦略をトレースするフォーマッ

売上20%増&PB商品の売上構成比を1割から7割に!地元密着型工務店のマーケティング成功ノウハウとは。

今回は、当社で企業・サービスブランディングを行い、自社のオリジナルプライベートブランド商品である注文住宅の認知拡大が影響し、直近2年比で売上を20%増加させることができたお客様に取材をさせていただきました。 <注文住宅購入におけるWebマーケティング戦略例成功ポイント> ✓自社のコンセプトを明確にする ✓カスタマージャーニーで整理した内容をオウンドメディアに落とし込む ✓長期検討サービスならではの刷り込み広告 詳しくは公式サイトに掲載しておりますので、ぜひご確認ください!

「ブランドへの共感」をどう考えれば良いか?

マーケティングやブランディングについて調べていると「共感が大切」と説明されている記事をよくみかけますね。 例えば、 ・求められるのはブランドへの共感だ ・共感を生み出すことがブランド戦略の本質だ ・ブランドの共感度を上げることが大切だ 感覚的には、共感が大切であることはわかる。 わかるけど、みんなこう感じているのではないでしょうか? で、何をすれば良いの・・? ・・・・・ ですよね。 ブランドへの共感を生むために考えるべきことを整理していきたいと思います。