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#11 「日々を拾って集めて」 2022.2月

 どうやら2月はかなり力んでいたようだ。なんとなくふんわりとした「日々の写真」というのがあまりない。あとで写真を振り返り、そんな自分の予定や気持ちまで浮かび上がるが写真の面白いところだ。

 冬型の気圧配置が安定してくる。毎日のように北西風が吹き、冷え込みは厳しくなる。遥かシベリアから流氷がオホーツク海を埋め尽くし、屈斜路湖は凍りつく。家にいると木が弾け裂ける音もきこえてくる。2月だ。


氷で埋め尽くされた屈斜路湖。
寒さで木が裂ける日は家にいても音が聞こえる。
温泉が湧き出す場所に藻琴山が映る。美しさにふと足をとめてしまう。
樹氷に包まれたある日。
暖かそうだ。
八朔をむいて食べる。
初めて乗ったオーロラ号。
流氷初日に「いっちゃう?」と勢いで。
皆エサをあげてしまうもんで、船の上に群がってくる。
「THE」というやつ。
翌日からの山行に向けたパッキング。パッキングだけで半日かかった。
皆、頭がこんがらがる。
ひと段落して作戦会議。翌日から、いざ。


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