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私がフェミニズムに賛成しない簡単な理由――「アンチフェミニズム=女性差別」と言うデマ

 私がフェミニズムを批判すると「フェミニズム批判=女性差別擁護」だと言う、意味不明な理屈を捏ねてくる方がいます。

 それでは聞きますが、フェミニズムは「女性の権利を守る思想」なのでしょうか?

 まず、大前提から確認しましょう。つまり、「誰もが認めるフェミニスト」を基準に考えるのです。

 例えば、上野千鶴子氏や田嶋陽子氏は「誰もが認めるフェミニスト」ですね。上野千鶴子氏の団体である「WAN」は日本最大のフェミニスト団体として著名で、同志社大学の岡野八代教授らが所属しています。

 なお、岡野さんは共産党シンパ、田嶋陽子さんは社民党員です。

 では、今から「フェミニズムは女性の権利を守る思想ではない」ことを「背理法」を使って証明していきます。

 背理法とは、前提と仮定の矛盾によって仮定された命題が間違いであることを証明する方法です。

[前提]
①上野千鶴子氏や岡野八代氏ら「WAN」のメンバーはフェミニストである。

[仮定]
②フェミニズムとは、女性の権利を守る思想である。

 では、愈々証明に入っていきましょう。

③岡野八代氏はTRA(トランスジェンダリズム支持者)である。
④トランスジェンダリズムとは「身体男性であっても、性自認が女性であれば女子風呂に入っても良い」と言う思想である。(実際、岡野氏はそれへの支持を明言しています。)
⑤従って、トランスジェンダリズムは女性の権利を侵害する思想である。
⑥②⑤より、TRAはフェミニストではない。
⑦⑥は①の前提に矛盾する。
⑧従って、②の仮定は間違いである。

 はい、簡単に証明されてしまいました。
 従って、フェミニズムは決して「女性の権利を守る思想」ではありません。

 他にも、ツイートにあるような「女性の社会進出」でも良いですし、「子宮頸がんワクチン」でもいいです。
 また「性犯罪ジェンダーフリー化」でも何でもいいですが、いずれにせよ、何かしらの形でフェミニストは「女性を犠牲にする主張」をしています。
 無論、「彼らは全員、フェミニストではない!」という、著しく世間一般から乖離した定義を用いるのは自由です。ま、そんな「オリジナル定義」を誰が支持するのかは判りませんが。

 要するに「フェミニストは女性の権利を守る人である」と言うのは「共産主義者は労働者の権利を守る人である」と言うようなものと言うことです。
 もしかしたらそう言うフェミニストもいるかもしれませんが(労働者の権利を本気で守ろうとしている共産主義者もなかにはいるように)、仮に「本気で女性の権利を守りたい!」と言う女性がいたら、99.99%の確率で他のフェミニストからTERF扱いして攻撃されます。

 では、こういう定義ならばどうでしょうか?

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