77回目の日に
77回目の終戦記念日は
これまでの平和な76回とは少し違ってきているのかもしれません。
数年続いたコロナ、今年始まった戦争、
先月起きた物騒な事件だけでなく、いろいろなことがこの数年変わってきているのは誰もが肌で感じていること。
もちろん、ふだんの平和な日々や時間、瞬間では
そんなことは忘れているのですが。
けれどほんの少しずつ
閉鎖的な日常を打ち破ろうとする
希望にあふれていかにも期待できそうな、
けれど確実に本物ではない何かが浸食し始めています。
それは皮肉にも大勝した政党とは限らず
話題のあの本かもしれないし、巷の怪しげな教育書かもしれないし
はたまた人気ユーチューバーやインフルエンサーの顔をしているかもしれない。
80年前の人々も同じ日本人。
自ら間違えた道を進もうとした人はいないはずです。
とうとう風が変わった時 戦場に赴くのは誰なのでしょうか?
いま砂場で遊んでいるその子です。
地獄への道は善意で舗装されている
そのことをいつも忘れてはいけないでしょう。
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