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入社1年の振り返り
はじめまして、株式会社FUSIONの森本知樹です。
noteを、書こうと決めたので、今日から書いていきます。
仕事を通して、「言語化」の難しさと大切さに気付く毎日なので、しっかり継続したい!
初回は、入社して1年を振り返ってみようと思います。
今までの経歴
1社目
2015年に新卒で楽天に入社しました。
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明確にやりたいことがなかったので、何でもやってる会社がいいなぁ
やりたいことが出来たときに最短でそれに臨めるように、若手から登用される文化がある会社がいいなぁ
BtoCのほうが、なんか楽しそうやなぁ
という3点で新卒就活はしていました。
もともと縁あってインターンをしていた楽天は、すべてを満たしていて、エネルギッシュな人が多かったので「楽天に行きたい!」と就活開始前から心に決めていました。楽天に入社できたのは、本当に運が良かったと思います。
人生で初めての所属は、濱野さんと面接過程でお会いしたことが決め手となり、広告事業に配属されました。もともと何をしたいでも無かったので、どこに配属されても頑張ろう、という気概でいましたが、広告事業に配属されたのも、その後の人生を決めたなぁ、と振り返って改めて思います。
その後も、部署異動を経験し、楽天では広告営業と出稿担当の両側を経験できました。
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社会人の基本・仕事の楽しさと厳しさ・チームワークの素晴らしさは、楽天で学びました、本当にいい会社だと思います。
2社目
その後、2020年に、Google Japanに転職しました。
Googleでは、広告営業を経験しました。
コロナ渦ど真ん中で、オフィスには数えるくらいしか出社しておらず、基本リモート勤務。正直、かなり辛かった。笑
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ただ、世界一の会社で学べたことも多かったです。
今ほど、D&Iへの注目度が高い世の中ではなかったと思いますが、入社日の研修から仕事上での評価に至るまで、ありとあらゆる配慮がなされており「多様性無しでは、企業繁栄はあり得ない」という思想が浸透していたと感じます。
また、「やばいこいつには絶対勝てない」という同世代がゴロゴロいたのも、超刺激的でした。短い間の在籍でしたが、未だに仲良くしてくれているみんなには感謝です。
(Google勤務時の写真少ない、切ない)
FUSIONへの入社
楽天・Googleを経て、今後の人生を考えたときに「組織拡大に、手触りを強めないと、市場価値が上がらない」という意識が強まりました。
素晴らしい会社の出来あがった仕組みの中で働くことの居心地の良さと、その中での成果の出し方、は分かってきたものの、そのままでは頭打ちが見えてきたのです。
自分が会社を大きくする、それくらいの大きな挑戦をしないことには、ここからのブレイクスルーは無いなと。
もともと楽天時代に超絶にお世話になっていた廣瀬さんに、上の悩みを話すと、トントン拍子で話が進み、FUSIONに、経営企画として入社することに決めました。
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3社目
FUSIONは2021年3月にできた、3期目のベンチャーです。いまは25人規模。
入社した時に代表の前田さんから伝えられたミッションは「時価総額の最大化」。
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時価総額!?
時価総額・・・
どうやって算出するんや!?
が、最初の感想で、まさに右も左もわからない状態でした。
大きな企業で職種をきっちり分けるとするならば「人事」「経理」「法務」「総務」「広報」「経営企画」が、一人に集約されている状態です。ベンチャーっぽい!(今は、少しずつ分業出来ています、タダスケ・花城さん、ありがとうございます)
ここ1年でも、ほんとに色んな仕事をしたと思いますが、これまでのハイライトはこんな感じ
中途採用
新卒採用
オフィス移転広報
ガバナンス整備
それぞれ、別でしっかり深堀りはしようと思いますが、それぞれを通して気付いたことを、いい区切りなので書きます。
全ては自責
今までの会社での業務を思い返すと
経営企画「1年後○○くらいのサービス拡大を目指したい、から○○人の採用を進めたい」
人事「Job Description詰めたいので、経営企画側で人材の要件定義お願いします。あ、あと、インバウンド増やしたいので、広報戦略もしっかりしてきたいですね」
広報「今働いている人たちが、会社のことをどう思ってるかをヒアリングして、そっからコミュニケーションに落としていきたいです。ちょっと総務と一緒にそのへん進めていけますか?」
経理「どれくらい媒体露出できるか、予算を試算しますね」
みたいな会話を担当者5−6人が登場しつつ、仕事が進んでいた記憶があるのですが、それがすべて自分になるという。
攻めながら守る
右をみながら左をみる
後ろを見ながら、全力疾走
みたいな状態だったと思います。
もともと自分の性格としても、自分でコントロールできない環境にストレスを感じるタイプだったので、向いてはいました。しかし、それ以上に、奮い立たせて仕事に臨む事が増えたと思います。
不満は言わない。なにかトラブルがあったときには「自分はどうにかできなかったか」をまず考えるように毎日毎日考えました。
よく、前田さんが「誰に嫉妬するか、それがその人の視座」と言ってますが、まさにそう。
日々局面が移り変わり、あーつらい!となることも多いですが、「三木谷さんも最初これやってたよな」とか「孫さんもこれ悩んだんかな?」みたいな、壮大な嫉妬をすることで、目の前が開ける気がしています。
今後、少しずつ会社の規模が大きくなるにつれて、分業が進むかもしれませんが、圧倒的な当事者意識を持ち続けたいなと思っています。
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仕事の報酬は仕事
これもよく聞く話です。
念の為、補足しておくと、ベンチャーだからといって給料が安いということは無いです。Googleから転職したときも、本当に有難い事に、前職の給料をもとに考慮いただきました。
大企業からベンチャーに入社した人は、少なくとも1回は「あ、これも自分でしないといけないのか」と思うはずです。
圧倒的な人数差は勿論ながら、存在を確立するために急拡大を前提としていることがほとんどなはずなので、日々新しい仕事が生まれ続けています。
そのときに、その仕事のど真ん中にいれるか
ベンチャーだと、新しい仕事が生まれる機会は多いですが、そのときに自分がどう関われているかは、常に意識しています。「これは外せない」局面ばかりの環境なので、失敗できないプロジェクトの進行、となると、現職務で結果を出している人がアサインされます。
気付けば社長に巻き取られていないか、気付けば先輩に巻き取られていないか、みたいなことは、定点で意識しています。
社内に正解も落ちていないし、不確実性も大きい、ストレスを感じることが多いかもしれないですが、成長はそういう経験の先にしか無いはずです。
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仕事の本質は与えること
こんな当たり前のことにも、改めて気付きました。
ともすれば、仕事のベクトルは歪みやすいと思っていて、
「出世したいから、○○さんに媚びを売る」とか
「立場を維持したいから、新しい案はとりあえず否定する」とか
「楽をしたいから、簡単な方を選択する」とか
そういう気持ち、マインドになってしまっている人は少なからず見てきました。「この人はなんで仕事をしているんだろう?」とモヤモヤ・イライラ思ったことも多々ありました。
そのモヤモヤに、答えを出せた気がします、一旦は(現状29歳)
自分の仕事の結果が、「会社」という対象に対しても、大きな影響を持っているのが、ベンチャーの醍醐味だと思います。その醍醐味も勿論ながら、会社を分解すると、組織があり、人がいます。
クライアントに対して何を与えられているのか
会社に対して何を与えられているのか
組織に対して何を与えられているのか
同僚に対して何を与えられているのか
これがブレていては、仕事は気持ちよく進められないし、会社の成長も止まると強く痛感しました。
誰も会社の名前も知らないし、
朝令暮改当たり前、
仕事の量も結構多い、
みたいなのが日常茶飯事なので、辛い環境になりやすいです。が、その中でも仕事そのものにもモチベーションを見つけるのは、上の問しかないなと、1年かけて気付きました。
自分の仕事で、誰かを幸せに出来ているか
それが叶えば、どれだけ大変でも楽しいし嬉しい、ということのようです。
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▼最後に
つらつらと長くなってしまいました。
なんかちょっとええやん、と思った人は、なにかしらでもリアクションいただけると嬉しいです。
これっきりにならないよう、継続して書きます。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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