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地域活動に参加しよう

地域活動にも色んな種類がありますが、今日は医療・介護職等のプロが参加する形態をピックアップします。

この形態の会に参加する目的は地域のサービス担当者が顔を合わせて互いを知り、連携して地域が抱える課題解決に取り組むためにあると思います。

この形態に限ったことではないですが、参加してみて1番印象的だったのは門前の病院の看護師さんに「薬局さんがおうちまでお薬持ってきてくれるんですか!?」と驚かれたことです。
うちの薬局は在宅にかなり力を入れていたので僕も驚きました。井の中の蛙ですね。
実は何度か参加していくうちに色んな立場のから同様のリアクションをいただきました。
ここで改めて自分たちの地域での立ち位置が理解できました。
自分が担当している患者さんに薬学的に貢献している手応えもありましたし、在宅時だけではなく入退院時も含めたフォローが必要だと考え、入院時のサマリーを送り始めたころでした。
しかし一歩外に出てみると、薬剤師のアセスメント?サマリー?なにそれ?という現実を目の当たりにしました。僕がうまくやれてると思っていたのはせいぜい半径数mくらいの範囲だったわけです。


それからというもの色んな会に参加してアピールしたりお話を伺いました。中には在宅の新規契約に繋がった事例もありました(初めてお話しした翌日にご紹介いただきました!はやい!)し、これまでかなり難渋していた入退院の連携がウソみたいに進みだしたこともありました。
本当にビックリするほど薬の管理に頭を抱えている人(ケアマネ、ヘルパー、看護師)は多いです。
ここでわかったことはやっぱり顔の見える関係というのは地域医療における多くの課題をクリアするためには必須だということです。


先日の記事でもコミュニケーションの距離感を見直すことについて書きました。
かなり泥臭く一見手間のかかることですが、地域の担当者同士が直接会って課題解決について話を進められるのでコストパフォーマンスは良いと思います。

新しく地域活動を興すことは大変ですし、既に地域でたくさん開催されているはずなので、まずは1番近くで開催されている会の末席に加えてもらうことから始めると良いと思います。

余談ですが休憩時間にコンビニに行くと、病院のスタッフさんに声をかけていただけたりしてとても暖かい気持ちになります。ありがとうございます。




いつも読んでくださりありがとうごさいます。みなさんが読んでくださることが活力になっています。