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なぜ今バイタルサイン講習会をやるのか

ご無沙汰しております!前回の記事から1年が経つようです。
プライベートでは相変わらずカレーを食べ歩き、お仕事では薬局向けサービスの導入支援や社内の非薬剤師メンバーの現場理解を促進する企画を担当しています。

この1年の間、色々な話題がありましたが、自分の立場が変化したことで、少し客観的に見ることができるようになったなと感じています。
今改めて想うのは、やはり「薬剤師が変われば医療は変わる」のだということです。

みなさんは薬局や薬剤師の未来についてどのように考えてらっしゃるでしょうか。
ニュースやSNSで見かけるようなトレンディな話題は別にしても、日常業務の中でモヤモヤしたり、先のことを考えると100%ハッピーとは言い難い方もいらっしゃるのではないでしょうか。

それぞれが少しでもモヤモヤを解消しながら、こうなれば良いよねと自信を持って意見を交わすことが出来る世界になればきっともっと医療が良くなるのだと考えています。

そのために必要なことは、目の前の患者さんを継続的に薬学を使って良くする習慣を身につけることだと思います。
薬剤師として今できることをやり切ったその先に見える景色があるはずなのです。
それは誰かと同じかもしれないし、あなただけのものかもしれません。
光り輝くオーシャンビューかもしれないし、断崖絶壁なのなのかもしれません。でもそのとき、きっと今抱えているモヤモヤは消えているはずです。

薬剤師のど真ん中で患者さんに貢献する行為の繰り返しを通じて、患者さんにとっての、ひいてはこの国の医療にとっての薬剤師の価値を身をもって知ることができるんじゃないかなと思っています。

そうはいっても、色々と制約があったり、日々やらなきゃいけないことがあるわけで、そう簡単なことではないと思います。
ただ、現行制度・環境の中でも行動を惜しまなければ薬学で患者さんを良くすることができると考えています。
僕自身、まずは自分の手の届く範囲でフォローアップや処方提案をすることから始め、入退院時にフォローアップが途切れていることで患者さんに不利益が発生していることに気がついてからは、病院を訪問し、入退院時の情報共有ができる環境をつくることで、薬学で患者さんは良くなる!やっぱり薬剤師には価値がある!と知ることができました。

繰り返しにはなりますが、今抱えているモヤモヤを解消し、自信を持って未来のことを考えられる場所に立つには、目の前の患者さんを継続的に薬学を使ってフォローアップすることから始まります。
その第一歩が、自身が調剤した薬を渡した患者さんがその後どうなったかを知る術の一つであるバイタルサインの採取とフィジカルアセスメントです。

バイタルサイン講習会では、手技だけでなく、なぜやるのかというWHYの部分を重点的にお伝えしたいと考えています。
微力ながら、自分なりに少しでもお役に立てたらと思っておりますので、なんだか現状にモヤっとされている方はエイっと迷わずご参加いただけると幸いです。

そこに答えはありませんが、答えを出すきっかけになれば良いなと思っています。

9月24日(日)大阪でお待ちしています。
終わった後のビールが美味しそうです!

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いつも読んでくださりありがとうごさいます。みなさんが読んでくださることが活力になっています。