「近代作家名文句辞典」

Amazonの1円本。

明治・大正・昭和の作家たちの名文句を紹介する。

古いから漢詩みたいなわかりにくい言葉もあるが、俺の心に引っかかったもの。

以下↓

「美しい花がある。花の美しさといふ様なものはない。」by小林秀雄

「液槽に浮いた死体の方が、生きている人間より曖昧ではなく、ずっと多く、物としての充実感にみちている。」by大江健三郎

「君死にたまふこと勿れ」by与謝野晶子

「金閣ほど美しいものは此世にない。金閣を焼かねばならぬ。」by三島由紀夫

「国境の長いトンネルを抜けると雪国であった。夜の底が白くなった。」by川端康成

「芸術家は可愛想なものである。」by島村抱月

「山林に自由存す。」by国木田独歩

「自然は急がない。」by山本有三

「死ななかった自分は、いま、かうして歩いている。」by志賀直哉

「則天去私」by夏目漱石

「ハナニアラシノタトエモアルゾ『サヨナラ』ダケガ人生ダ」by井伏鱒二

「花のいのちはみじかくて、苦しきことのみ多かりき。」by林芙美子

「仏界入り易く、魔界入り難し。」by川端康成

…etc


脳出血により右片麻痺の二級身体障害者となりました。なんでも書きます。よろしくお願いします。