昭和のゴジラ・シリーズ

アッ、アッ〜、アア〜ン(byゴジラ)。

東宝の昭和のゴジラ・シリーズ全15作、Amazonプライムで、ゆるりと観ちゃったよ。ジッとして観るのはキツかったけどさ。

シリーズで、オトナ(つまり俺)の鑑賞に耐え得るのは、やはり、本多猪四郎監督の元祖、反核や文明批評も入る第1作目(1954年)と、サイケな味付けの異色の作品、第11作目(1971年)、坂野義光監督の「ゴジラ対ヘドラ」くらいだろうか。

核実験によって誕生したゴジラが、原水爆の開発を進める人間に警鐘を鳴らすように、人間社会で暴れ回り、人間及び地球の味方となっても、科学が発達し過ぎると人間が蔑ろにされてしまうことを訴えて、今度は地球外の宇宙人等が登場して、ゴジラ他怪獣を利用して、地球を征服しようと目論むが、結局、ゴジラに救われる…といった流れだな。

予算不足でおバカな駄作となりトンデモ度が上がっても、完全な子供向けとなっても、それなりの文明批評は忘れないのがゴジラ・シリーズである。

ただし、初期のストーリーはテーマ性が重要視されたが、徐々に子供向けとなり、怪獣同士の戦いに重きを置くようになる。

俺も、子供の頃、夏休み、映画館に「東宝チャンピオンまつり」を観に行ったのだろうか?「ヘドラ」はなんとなく覚えているが、他は覚えていない。

伊福部昭の、迫り来るような音楽は素晴らしい。

以下、サクッと観た昭和の15作品の残り。

〜6作「怪獣大戦争」(1965年、本多猪四郎監督)
7作「ゴジラ・エビラ・モスラ 南海の大決闘」(1966年、福田純監督)
8作「怪獣島の決戦 ゴジラの息子」(1967年、福田純監督)
9作「怪獣総進撃」(1968年、本多猪四郎監督)
10作「ゴジラ・ミニラ・ガバラ オール怪獣大進撃」(1968年、本多猪四郎監督)
12作「地球攻撃命令 ゴジラ対ガイガン」(1972年、福田純監督)
13作「ゴジラ対メガロ」(1973年、福田純監督)
14作「ゴジラ対メカゴジラ」(1974年、福田純監督)
15作「メカゴジラの逆襲」(1975年、本多猪四郎監督)


脳出血により右片麻痺の二級身体障害者となりました。なんでも書きます。よろしくお願いします。