「漫画家たちが描いた怪談 さまよう霊気」
最後の第3巻は、描かれた70〜80年代に合わせて、ズバリ霊だ。
不思議な事件が起こる→主人公が霊に襲われる→霊の存在が確認される→主人公らが霊と闘う→解決して去って行く…。概ねこのパターンが多いかな。
やっぱり水木先生、梅図先生だな。水木先生の作品はどっかで読んだなぁ。梅図先生の、老人がいない国で、初めて白髪で皺だらけの老人を見た子供が「怪物だ!」と驚くのは面白い。
地域や学校を舞台にした作品が多いが、霊とは身近な存在で、特に学校や病院、いわく付きの場所、辻などで伝承、文化として語られるが、人間は常々、不思議な物語を欲しているということだ。そして、容易に、その物語に身を預ける。
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脳出血により右片麻痺の二級身体障害者となりました。なんでも書きます。よろしくお願いします。