いよいよヤバいかも。

今日は老人2人とも施設のデイケアに行く日だった。

ババアは準備を済ませてお迎えを待ってたが、ジジイは、ヘルパーが来てオムツを替えようとするが動きが鈍い。

顔を見ると浮腫んで眼を開けない状態。オシッコもウンコもしてない。呼びかければ「元気です!」なんて声を出して反応するが、すぐに横になったまま、動けない状態になってる。

いよいよヤバいかも、ということでケアマネ、施設、訪問看護師と病院に連絡。看護師が来ていろいろチェックしたが、血圧が低過ぎて、脈も測れないくらいに弱ってて、結局、救急車を呼ぶことに。近所の人も集まって来た。

ドヤドヤと上がって来た救急隊員を見て、5年くらい前に脳出血で倒れて担架のようなもので運ばれた時を思い出す。

そして、ちょっとパニクってるババアと一緒に市内の赤十字病院へ。俺も、近所の人にねぎらいの言葉をもらって、後から追っかけた。

緊急外来でチェックして、肩から外部ペースメーカーの電線を突っ込んで心臓を刺激すれば、血圧も脈もだんだんと戻ってきた。持ち直したとともに、ジジイのせん妄症状が活発に。起きようとしたり、線を抜こうとしたり、叫んだり…。

そこでドクターと話す。
「高齢もあるけど、心臓が弱ってます。ペースメーカーを入れる方法もありますが」
「いや、もう動けないし、そこまでしなくてもいいです。今の状態ででき得る限りのことをやってもらえば。もう覚悟はしてますから」
「…わかりました。とりあえず薬を調整して様子を見ましょう」
ということで即入院となってしまった。

去年といい、クリスマス、年末の時期はついてない。…ったく。

弟をはじめ、親戚一同に電話して「覚悟を」と状況を伝える。“リスクヘッジ”だ。

2時間後、弟が来て説明して、病室に入る準備をして、ひたすら待つ。意外と救急車で運ばれて来た患者が多くて、土曜だし、スタッフも少ないこともあってか、数時間も待たされる。聞けば病棟はインフルエンザが流行ってることもあって入室禁止だという。それなら待っててもしょうがないので、後は病院に任せて帰ることにした。ババアと俺と弟でファミレスに入ってユックリして、さっき帰って来た。

とりあえずは持ち直した感があるが、決して予断を許さない状況で、明日はどうなるかわからない。
帰ってまた親戚一同に連絡して一息ついたらドッと疲れた。

脳出血により右片麻痺の二級身体障害者となりました。なんでも書きます。よろしくお願いします。