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自分と人と、つながる本作り

2022年は”夢が叶った年”でした。

色々と挑戦できたけど、
一番はVisonaryBooKを創ることができたということ。

今年初めて本を創れました。しかも2人も。
一人はまきぞう(山下万紀子さん)。
うーさん(鵜川 洋明さん)と一緒にまきぞうの絵本を創った。
このことはまきぞうの展覧会の話とともに
じっくり振り返りたいのでまた別で書こうと思う。

二人目はまやちゃん。

2年前に自分の本をうーさんと
れあさん(藤倉 礼亜さん)に創ってもらって、
そこからどうしても自分でも本を創れるようになりたくて
うーさんとれあさんにお願いして創り方を教えてもらった。
それが、今年、形になった。

--私の本作りのストーリーはこちら--
『Visionary BOOK Project~わたしの本ができるまで①』

『Visionary BOOK Project~わたしの本ができるまで②』

『Visionary BOOK Project~わたしの本ができるまで③』

まやちゃんは同じ7つの習慣の学び仲間であり、
とても優しい美しい心根を持った起業家仲間。

「自分には書けるようなストーリーはない」
というまやちゃんに
「まやちゃんにはぜったいに素晴らしいものがあるから本にしてみない?」と勧誘(?)し、去年の8月くらいから創り始めました。

最初はまやちゃんのストーリーを聴くセッションからスタート。
書きたいことなんて、日頃から余程強く伝えたいメッセージを
持っていないかぎりなかなか出てはこないと思う。

だからゆっくりと丁寧に聴いていった。

表面的な話を書く本ではなくて、その人が心の奥底から
叶えたい願いや伝えたい想いを引き出して本にしていきたいから
時間がかかっても何度も丁寧に紐解いていった。

すると何回目かのセッションでまやちゃんの価値観の一つを
作っている体験が見えてきた。

それはまやちゃんの願いや想いを叶える枷(かせ)に
なっている体験だった。
それに気が付いた時にまやちゃんの顔つきがすっと
変わったのを今も覚えている。

その体験はまやちゃんにとって、とても大切な思い出でもあり、
いままで否定することがなかった出来事でもあった。

でもそれが今のまやちゃんの枷(かせ)になっていることに
気づいて、まやちゃんは枷(かせ)を手放す決意をした。

枷(かせ)がなくなると、
どんどんまやちゃんが自分自身と繋がっていくのがわった。
セッションをしながら、
自分とのパイプがどんどん太くなる。

そうしていくうちに、今度はまやちゃんが
やりたいこと、創りたいと願っている世界の話が
鮮明に出てくるようになった。

人は人生を使って叶えたい願いや想いを持って生まれてきているのだと
私は信じている。
それが日常生活の中で
『やること、やるべきこと、やらなければならないこと』
に埋もれて見えなくなってしまう。

でもそれはちゃんとあなたの中にある。
ストーリーを辿り、枷(かせ)を解いていくと
必ず見つけることができる。

枷が外れ、自分の人生を肯定し、願いや想いにつながっていくと
今度はそれを表現したくなるのだと思う。

「自分には書けるようなストーリーはない」と言っていたまやちゃんが
「書いてみるね」と、自然に口にしてくれるようになっていた。

構成を考え伝えて、まやちゃんが書き上げるのを待つ。

まやちゃんが書いている間に、
私もまやちゃんの世界を表現できるようなデザインを考え始める。

まやちゃんを思い浮かべながら、
まやちゃんのストーリーを味わいながら
色味や写真を選んでいく。

まやちゃんの文章が出来上がる。
デザインと文章を合わせていく。
まやちゃんの世界や想いや願いが形になっていく。

人のストーリーは本当に素晴らしい。
人の心からの願いや想いは本当に美しい。
まやちゃんのストーリーはとてもきれいで、希望に満ちていて
読んでいて胸が熱くなった。
それに触れさせてもらえる幸せ。
私はこれをやりたいと思って生まれてきたんだ。
大げさではなくそう思った。

完成した本を見てまやちゃんもとても喜んでくれた。
まやちゃんがくれたメッセージもとてもうれしいものだった。

作るまでの工程で、
まやちゃんは自分自身とたくさんつながっていった。
自分の過去と、自分の現在と、自分の未来と、
自分の思いと、自分の願いと、

「つながること」がこの本作りの本質なのかもしれない。
まやちゃんの本作りはそれに気づかせてくれた貴重な体験だった。

しかも本作りはそこで終わりではなかった。

先日、まやちゃん自身が参加したワークショップで
この本を参加者の人に配っている姿を見た。


その時に、本が人と人をつなげていくもの。
つながり広がっていくものでもあると、
今更ながらに気が付いた。

ついつい自分自身とのつながりに感動してしまい、
忘れていたが、本の本来の役割は伝えていくものだ。

まやちゃんからもこんなメッセージをもらった。

『ともちゃんの本、ほんと凄いよ!出会うべくして出会ったって言ってくれているよ。話すのが苦手な私にとってともちゃんの本はみんなと繋がれる画期的なアイテムみたいになってるよ!』

表面上ではない、人の本当の心の奥にある
想い、願い、それをそのまま書いている本だからこそ、
人に伝わるし、つながる。
本当の意味でその人を知ってもらう機会が簡単に生まれる。

・過去、現在、未来につながる
・自分の思い願いにつながる
・大切な人につながる
・つながりたい人に伝わり世界が広がる

私が創りたい本作りはこれなんだ。
それが明確に見えた。
今まで感じたことがないくらい、強いエネルギーが湧くのを感じた。

これらのことに気が付かせてくれたまやちゃんに心から感謝したい。
そして、本作りをいう世界を見せてくれたうーさん、れあさんにも心からの
感謝を。

来年はたくさんの人のストーリーを聴いて
それを本にしていきたい。
そしてたくさんの人が自分と繋がり、
人とつながり、つながりが拡がる世界を創りたい。

そう決意できた2022年の最後です。

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